知識経験と先入観

知識経験と先入観

例えば、 「オーバーヒートブザーが鳴ってる。」とか。 「エンジンの回転が上がりづらい。」 のであれば、知識と経験に基づいて、チェックすべき箇所はおのずと特定できていって、だいたい予想通りに症状は改善します。 1+1は2 答えが導き出せるのが、知識と経験の積み重ね。 今のエンジンはCPU内蔵で故障診断もパソコンを接続してワーニングを確認したり、使用履歴をチェックして、故障個所の特定がしやすくはなっています。 上の写真みたいに、インペラのカタチが明らかに変形していたりすると、...
燃料タンクリニューアル計画第3弾

燃料タンクリニューアル計画第3弾

燃料タンク リニューアル計画の3回目です。 1月7日のブログで、タンクの穴あきを発見し、続いて1月19日のブログでタンクの切断を開始したわけです。 前回までの流れはクリックして復習してください。(勉強か!) 厚手のアルミ板を切断するのは、かなりたいへん。 時間かかるのはご容赦ください。 左の写真が蓋部分を切り取った直後。 右は蓋を外した後に内部をお掃除した後。 お掃除したら、がっつり穴が目立ってしまいました。 つくづく思うのは、点検口の真下に穴が開いてくれてて、よかったなぁ、ということ。...
潰して潰して、たどり着いたラスボス

潰して潰して、たどり着いたラスボス

定休日の23日に予約投稿を設定していたはずのブログ記事が、なぜか公開されずしかも、編集内容がおかしくなって写真しか出てない!なぜ!わたしの連続投稿は20日程度で途切れてしまったじゃないかっ 毎日投稿を期待していた方がおられたら、ごめんなさい。 あーあ。 チルト操作の動作不良を解消すべくチルトスイッチ・サブバッテリーケーブルと、怪しいところを徐々に交換していったDF150T。 修理の鉄則は、 1.いちばん不具合がでやすく、部品が廉価なところをまずみる。 2.その次に可能性があって、部品が安価なところを見る...
25ガーディアン 現場に衝撃走る

25ガーディアン 現場に衝撃走る

1月7日のブログで このあと、我々には過酷な現実が、突きつけられることになるのです。 そのあたりの様子はまた日を改めて。 と、予告していた25ガーディアン。 過酷な現実って、なに?と思っていた方もおられるかもしれません。 問題解決の道筋が整ったので、オーナー様のご了解の上で、公開します。 搬入されてきたとき、米軍が「燃料タンクに水を満載にしてある」という謎の行動を聞いていたので、エンジン取付作業の工程の中、「燃料タンクの水を抜く」という作業が入りました。...
一つ一つ潰していく

一つ一つ潰していく

故障修理を直していこうとするとき、壁にぶち当たることがあります。 原因が単一ではっきりわかっている場合はいいのですが、なかなか特定できないこともあります。 一つを潰しても症状がかわらなかったり、場合によってはますます、悪化してしまったり。 「ここが原因かも」と考えられる部品がいくつかある場合、いちばん価格が低いものから交換していきます。 点火プラグ、ヒューズ、燃料ホースetc...
三要素がそろうことが大事

三要素がそろうことが大事

こんにちは いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。 火曜日から吹き続けた西の強風は、今日になってようやく収まってきました。 明日からは、風向きが北寄りに変わる予報になっています。 いよいよ師走、あがいても騒いでも、もう秋から冬になりますね。 エンジン不調で考えること 定期的にメンテナンスを行っていても、機械は調子悪くなってしまうことは避けられません。 経年劣化、部品の故障、外的要因など、原因は様々ですが、どこがどう具合悪いのか?を見極めるうえで、3つの要素を考えることが重要です。...