知識経験と先入観

知識経験と先入観

例えば、 「オーバーヒートブザーが鳴ってる。」とか。 「エンジンの回転が上がりづらい。」 のであれば、知識と経験に基づいて、チェックすべき箇所はおのずと特定できていって、だいたい予想通りに症状は改善します。 1+1は2 答えが導き出せるのが、知識と経験の積み重ね。 今のエンジンはCPU内蔵で故障診断もパソコンを接続してワーニングを確認したり、使用履歴をチェックして、故障個所の特定がしやすくはなっています。 上の写真みたいに、インペラのカタチが明らかに変形していたりすると、...
春一番の雲とフネ

春一番の雲とフネ

関東地方に春一番が吹きました。 大きな雲の塊から、ぽこぽこ千切れてきたような、雲の三つ子。 上空は細い筆でさーっと薄い絵の具を流したような筋雲。 海辺のまちの大きな空は、360度見回しても、さえぎられない空が広がる。 艤装の続き 左舷側の物入は、燃料タンク用のスペースです。 S17は燃料タンク内蔵の設定がなく、標準は25Lの携行缶1つ。 今までの販売&お世話経験だと燃費がかなりいいので、消費量が多い方でも、1度の釣行で1缶使い切った方はいらっしゃらないのが実感。 外は春一番と雨を含んだ雲が広がっています。...
S17とDF60到着

S17とDF60到着

体調がなかなか回復せず、昨日は久しぶりにブログをお休みしました。 100日連続投稿、2回目の挫折です。 今日はだいぶ回復してきて、キーボードをうつ元気が出てきました。 コロナとかインフルとかは陰性だったので、自然治癒をめざしていきます。 わたしがお休みしている間に、無事「S17」が入港していました。 もう何艇目なのか、数えるのもたいへんになってきた。ありがたいことです。 またエンジンセッティングから始まります。今回は関東の大雪にも影響を受けずに入ってくれて、ほんとうにラッキーでした。...
Tトップとリーニングシート

Tトップとリーニングシート

フネが入荷すると、その日から「艤装」が始まります。 車より、取り付ける部品や航海機器が多く、現場に到着してからお引渡しまで、クルマよりはるかに時間がかかります。 車検と同じ「船検」という船体やエンジンの安全性を確認する検査もうけなければなりません。 車の様に、仮ナンバーを付けて陸運局に持ち込んで検査をうける、ということができないため(可搬艇の場合は持ち込み可能)、検査官が訪れて検査を受けることになります。 それらを完了してはじめて、オーナー様へお引渡し、となるのですが、BAY THE FISHはその艤装工事が始まったばかりです。...
新たなステージへ

新たなステージへ

海が穏やかな日を、虎視眈々と狙っていました。 天気予報だと、午後の遅い時間から風が強くなるらしい。 朝、真鶴沖はべた凪とはいかないまでも、さほど悪いコンディションじゃない。 葉山から真鶴まで、悪くても追い風の北東風。 南西や西風は向かい波。 結構ツライ。 本日、決行!今日しかない! 葉山マリーナは相模湾でも指折りの、有名な高級マリーナ。 スタッフの皆様もとても礼儀正しくフレンドリー。 安心して作業をお任せできます。 岩港の上下架方法と大きく違うクレーンでの作業に、初めて見たスタッフ岡ちゃんはちょっとびっくりした様子。...