ボートと錆のお話 続き

ボートと錆のお話 続き

昨日に引き続き、ボートとその周辺の金ぞの大敵「錆」のお話です。 ⇒昨日のブログはこちら ボートやヨットに使われる金属は、主にステンレスまたはアルミであることは、昨日のブログに書きました。 ではエンジンの内部、心臓部であるエンジンブロックは? 鋳物です。 そして、それらを組み上げるために使われているネジ類はステンレスです。 錆がエンジンに悪影響を及ぼさないよう、アンチコーローションという防錆加工を施してあります。 その他、錆が付いてしまってお手入れしないといけないところは・・・ 船底塗装をしていない艇の船底の黄ばみ汚れ...
海と錆のはなし ボートを守るコツ

海と錆のはなし ボートを守るコツ

海と共に過ごすボートライフ。でも、海には「目に見えない敵」が潜んでいます。それは・・・ サビ(腐食)です。 海水に含まれる塩分が、空気中の酸素と結びつくことで、金属は急速にサビてしまいます。 今日みたいに風が強い日は、空気中に舞っている「錆の元」が付着してそこから錆が進むこともあります。(もらい錆)。 そのため、海で使う部品には、サビに強い素材が選ばれています。 たとえば—— ステンレススチール...
ありがとう鹿児島!

ありがとう鹿児島!

11月6日夜から鹿児島入りしていたため、昨日のブログはスマホから投稿。 カテゴリーやキーワードの設定ができず、手抜きブログになってしまってごめんなさい。 今日は戻ってきたので、ちゃんとPCでブログ書けます。 ホテルから、空港行バスターミナルに向かうバスの中から、鹿児島市内の景色を楽しんでました。 丘の上の城山ホテルを見上げるような背中は、小松帯刀の銅像だそうです。 何年も前の大河ドラマ「篤姫」でよく聞いたお名前。 幕末の志士の名残が、街のあちこちに残っていました。...
はたらく係留艇のメンテナンス

はたらく係留艇のメンテナンス

エンジンのメンテナンスって、どのくらいの頻度でしたらいいんですか? って聞かれたとしても、共通のお答えは実はありません。 メンテの時期は、船外機なら100時間ごと(または半年ごと)にオイル交換、ディーゼルエンジンなら500時間ごと(または半年ごと)にオイル交換がキホンとなりますが、それも使い方によります。 保管状態によっても、見るべきところ、点検すべきところは違ってくるのは、経験した方もおられると思います。 亜鉛がこんなになった ちょっとボロボロ。 完全に交換必要な状態です。...
エンジンフラッシング後のご注意

エンジンフラッシング後のご注意

ここ数カ月で何件か、続けて起きたトラブルについて、ご注意いただいた方がいいので、ブログでお知らせします。 スズキ船外機をお使いいただいてる方に向けてのお知らせです。 ホースアダプターの外し忘れ 販売用の在庫商品のため、パッケージに入れたまま撮影しております。 見えづらく申し訳ないのですが、ご了承ください。 上の部品、ホースアダプターを外し忘れてそのまま出航されるケースが続きました。 ホースアダプターをつけたままだと、そこから冷却水が排出されてしまうので、エンジンブロックの冷却ができなくなり。オーバーヒートを起こします。...