エンジンのメンテナンスって、どのくらいの頻度でしたらいいんですか?
って聞かれたとしても、共通のお答えは実はありません。
メンテの時期は、船外機なら100時間ごと(または半年ごと)にオイル交換、ディーゼルエンジンなら500時間ごと(または半年ごと)にオイル交換がキホンとなりますが、それも使い方によります。
保管状態によっても、見るべきところ、点検すべきところは違ってくるのは、経験した方もおられると思います。
亜鉛がこんなになった
ちょっとボロボロ。
完全に交換必要な状態です。
亜鉛はボロボロになってしまってましたが、シリンダーにつながる取付部には、亜鉛カスはほとんどなかった状態でした。
係留保管の場合、標準で行うメンテナンス項目は、上架した際にまとめてしまうケースがほとんどだと思います。
特に、係留状態では行いづらい上記の亜鉛やインペラ、ギヤオイルなどは、不具合がなくても定期的に変えた方がいい項目です。
車でも同じですが、乗っている人や運転状況、目的によってメンテナンスの時期はそれぞれ。
走行距離や運転時間がおおければ、1年に2度どころではなく、もっと頻繁にメンテしないといけません。
今回は、オイル交換に加えて、エンジン保護亜鉛の交換を行いましたが、次回上架時はそろそろインペラも交換時期になるかもしれません。
乗り方をお聞きしたら、低回転から高回転までまんべんなくエンジンを回していられる様子。
大事にしようという気持ちが強くて、高回転を回さない方がなかにおられますが、船外機は高回転(機種によりますが、だいたい5600回転くらい)回せる設計です。
かといって、常時回しっぱなしも負荷がかかりすぎますので、このエンジンの様にほどほどに、まんべんなくが大切。
そして使い方に応じた、メンテナンスを心がけてくださいね。
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