海の機械もインテリジェンス

海の機械もインテリジェンス

NISSANとHONDAが経営統合に向けて舵を切ったニュースは、皆様ご存じかと思います。 経営統合についてあれこれ論じるつもりはなくて、クルマは輸送機器からスマート機器になっていくと、複数の自動車評論家の方たちが解説していたし、それはもう多くの方の共通認識だと思います。 航海機器になじみがない方は驚かれるかもしれませんが、クルマが今自動運転技術を各社開発しているのに対し、船はもう何十年も前から、自動運転(オートパイロット)が開発され割と身近に装備されていました。...
マルチスキャンon S17

マルチスキャンon S17

この工事のセッティングを完了させるために、コンソールの中に潜り込む必要がありました。 今日、小さなハッチから潜り込み、GPS魚探とマルチスキャンを接続して10ノットのスピードでセンサーが自動収納させられるようにするためのケーブルを、接続しました。 無理やり入り、無理やり出る。 太ももがハッチの縁をこすりながら、ずるずると、這うように、なんとかかんとか、外に出ることができました。 なんとしてでも外に出なければ、わたしは一生S17のコンソールの中で過ごすことになってしまう。 それはいやだ、という一念で外に出ました。...
センサー取付工事完了

センサー取付工事完了

キール部分に納めるべきセンサーの取付工事、検証の結果FRPの専門家に頼むことにしたのは、前回のブログでお知らせしたとおりです。 取付位置の採寸をして、テクニカルKのFRP技術者集団に工事を依頼しました。 うちの定休日に工事をしてもらったので、翌日朝に完成した状態を見ました。 工事の過程が見られなくて残念ですが、出来上がりはこんな感じです。 センサーを取り付けた状態まで出来上がりましたが、まだ完成ではありません。 このあと、配線してGPS魚探と接続して、10ノットで自動的にセンサーが格納される機能を活かさなければいけません。...
センサーの取付準備

センサーの取付準備

イケスの中にセンサー電動上下装置取付ミッション。 S17は船底のキール部分に平らな場所があるので、そこにセンサー用のスカッパーを取り付ければいいのですが・・・ どの位置にスカッパーを取り付けるか、一の割り出し作業中。 しかし、ここで課題が飛び出しました。 入っているキールの幅が、当然だけどバウ方向に行くにしたがって細くなるので、イケスの中でも幅が! センサーを取り付けるには、付属部品がいろいろございまして、そのスペースを確保しないといけないのです。 後ろの壁ピッタリにつけてはなりません。...
S17に初装備!

S17に初装備!

昨日土曜日は試乗会、今日は試乗ご希望のお客様のお約束がありまして、真鶴の海をちょっと走ってきました。 今日はボストンホエラーのご試乗、少しの白波はないも同然のあっぱれな走りを、初体験していただきました。 S17に2画面目 UNAさん S17はメーターパネルが広めなので、航海機器のレイアウトし甲斐がある艇です。 組み合わせによってスペースを有効活用できるように、新艇でおつくりするときに、タコメーターを思いっきり右端に寄せてます。 スペースをうまく開けておけば、10.4inモニターを2台並べられる!...
EX28C Sea Dec ドライフィット

EX28C Sea Dec ドライフィット

艤装プランって、スケジュール管理が大切なのは当然なのですが、Sea Dec施工がある場合、デッキやガンネルトップにどんな艤装をするかを精査することが、大切なんです。 パターンオーダーが可能な艇であっても、最初に作った型紙と、いままさに、艤装しようとしている艇とでは、違う箇所がいくつもあります。 バウスプリットがあるかないか、スパンカーをたてるかどうか。クリートがどこについているか。 このドライフィット用型紙は、アンカー用のクリート取付部が組み込まれたものなので、クリートなしで指定します。...