ボートと錆のお話 続き

ボートと錆のお話 続き

昨日に引き続き、ボートとその周辺の金ぞの大敵「錆」のお話です。 ⇒昨日のブログはこちら ボートやヨットに使われる金属は、主にステンレスまたはアルミであることは、昨日のブログに書きました。 ではエンジンの内部、心臓部であるエンジンブロックは? 鋳物です。 そして、それらを組み上げるために使われているネジ類はステンレスです。 錆がエンジンに悪影響を及ぼさないよう、アンチコーローションという防錆加工を施してあります。 その他、錆が付いてしまってお手入れしないといけないところは・・・ 船底塗装をしていない艇の船底の黄ばみ汚れ...
マリン業界の新年

マリン業界の新年

3月の開催になってから、もうずいぶんな年月が経ちました。 長い間、ボートショーは2月の開催でした。 節分が過ぎてだんだん陽が長くなってきたころに、ボートショーが始まりました。 ボート屋にとって、ボートショーが始まると「年が明ける」感覚になったのは今も変わらないイメージ。 あしたから、ボート屋の新年です。 初日は11時30分から 11時半の開始時間は、スズキブースとマツイブースに手分けして配置予定です。 220ダントレスは、たぶん会場で一番カッコいいんじゃないかと思います(個人的感想ですが、賛同者多いはず)...
航海機器、選ぶ基準

航海機器、選ぶ基準

ボートって、船体とエンジンだけあればいいっていうわけじゃないんです。 クルマとは比較できないくらい、用途によって取り付けるものの数に、大きな差が出ます。 その中でも、航海機器の選択基準は、ボートに乗り始めてからのボートライフに、かなり影響が出てくる大きなポイントです。 選ぶ基準のチェック項目 何を基準に選ぶと失敗を避けられるか、いくつかのポイントをご紹介します。 ボートの大きさ大画面を付けたいとか、いくつかの航海機器を組み合わせたいとか、スペースの問題がクリアされないと取付できません。...
海の機械もインテリジェンス

海の機械もインテリジェンス

NISSANとHONDAが経営統合に向けて舵を切ったニュースは、皆様ご存じかと思います。 経営統合についてあれこれ論じるつもりはなくて、クルマは輸送機器からスマート機器になっていくと、複数の自動車評論家の方たちが解説していたし、それはもう多くの方の共通認識だと思います。 航海機器になじみがない方は驚かれるかもしれませんが、クルマが今自動運転技術を各社開発しているのに対し、船はもう何十年も前から、自動運転(オートパイロット)が開発され割と身近に装備されていました。...
目立たないけど大切

目立たないけど大切

派手な艤装ではないけれど、かなり大切と思われる艤装品があります。 保管中にガラス面を守ってくれるウインドウカバー。 アメリカで屋外用テントシート生地として生まれたサンブレラ生地を使用したカバーは、すべて艇に合わせて採寸して作られるカスタムメイドです。 新艇時から10年以上窓を守ってきたカバーと、アフトオーニング。 だいぶ傷みが激しくなったところで、ある日の釣行時。 急に降り出した雨のパワーに負けて、アフトオーニングがその機能を無くしてしまいずぶ濡れに。 補修などではすまないほどの破れ方となったため、作り直しました。...