17ftの伝説 あの頃の冒険

17ftの伝説 あの頃の冒険

今はもうみんな、落ち着いた大人になったけれど、あの頃のあの人たちのワクワクは、それはもう伝説の冒険でした。 毎週末、17ftから22ftのボストンホエラーを駆って、ロマンあふれる釣行に向かってスロットルを開いていった男たちの話です。 17モントークの魔力 絶対に沈まない。 追い波を受けても転覆しない。 バウが波に突っ込まない。 その性能を身をもって知り尽くしたオーナーたちが、岩港発の「モントークの伝説」「ボストンホエラー最強説」を書き上げてくれたと思っています。...
船底形状で選ぶボートセレクション

船底形状で選ぶボートセレクション

いま、うちの工場にはとても久しぶりに、カタマランのボートが入庫しています。 カタマランとは、船底が左右に分かれていて、真ん中が空洞になっているタイプの船体形状のこと。 この写真の通り、真ん中の船底部分が平らになっていて、左右に船底が分かれてます。 真ん中の船底部分には、波切性能向上のための、細いスケグが入っています。 この左右に船底が分かれている構造、ボートの揺れ留めに効果があるのです。 Vハルと言われる、船底が1つで前から見るとVの字に見える船底形状が一般的。...
ボストンホエラーとの歩み

ボストンホエラーとの歩み

最近の投稿はスズキマリンS17の話題が圧倒的に多くなりました。 それは、うちの歴史の中でも販売艇数が圧倒的に多い(新艇18艇!)ので、話題にする率も高くなっているのですが、S17 がこれだけ多くなっているのは、あの偉大なるブランドのチカラが大きく働いていると思っています。 もちろんそのブランドは、ボストンホエラーです。 1990年代から 今、ボストンホエラーのコーナーの中でお披露目できるように、新しいページを作っているのですが、ボストンホエラーとロッキーマリンの今までの流れを年代別にご紹介していこうと思っています。...
完璧です をいただいた日

完璧です をいただいた日

2019年 春。 横浜の新杉田、平野ボートさんを海上として行われたS17の試乗会。 まだ春浅く北東の風と雨模様の肌寒い日でした。 17ftの国産艇、この天気じゃきっと濡れるだろうと予測して、普段は着ないゴム引きの合羽上下を持参して乗り込んだものの、横浜の潮水は一滴も浴びずに無駄な大荷物を持て余したのは忘れられません。 記念すべき第1号試乗艇にこれから乗ります。 このあと、いい意味で予想を裏切る性能に驚かされたのでした。 あれから6年…...
4つの船のものがたり

4つの船のものがたり

新艇のS17,この度お嫁入先が決まりまして、オーナー様ご夫妻の「カワイイ!」の声が、きっと暖かくて楽しいボートライフを予感していると思っています。 納艇までの間に、釣りのご準備お手伝いしますね。 ちょっとメルヘンチックなタイトルになってしまいましたが、わたしたちの店では、単なる乗り物としてのボートではなくて、購入された方々の未来が、ボートという乗り物と共に明るく輝く物語を紡いでいくのが見てみたいと思って過ごしています。 ご紹介可能な在庫艇たち...
潮水要注意

潮水要注意

海でボートヨットに乗ってる方、多かれ少なかれ潮水と接点が多いと思います。 知らず知らずのうちに、手や身体、周りの何かに着いた潮水を、艇内のいろんなところにくっつけちゃうこと、多いと思うんです。 こんなことがありました。 走っていて、急にエンジンがガクっという感じで止まってしまって、再始動ができなくなりました。 考えられる原因、キルスイッチのゆるみやニュートラルの位置確認、キーレススタートのリモコン確認など試してみたけど再始動せず。 やむなくレスキュー依頼して上架。...