ボート釣りを楽しむために必要な操船

ボート釣りを楽しむために必要な操船

遊漁船の釣りからボートフィッシングに転向した方に多いのが、釣りをする操船ってどうしたらいいのか?という壁。 ボートをただ走らせるだけであれば、免許を取得した時の実技の様に、1回の実技講習でけっこうできるようになる方も多いと思います。 自信があるかないかは別として、ただ走って離着岸して、というのは基本操作なので、だいたい皆様オッケーになります。 しかしそこに「釣りをする」が加わると、ちょっと複雑になってしまう。 魚探を見ながらポイントを探す。魚影を探す。 魚探の画面のどこを診て判断すればいいのか。...
スローを上手に使おう

スローを上手に使おう

先日のブログで「ニュートラルを怖がるのをやめよう」という内容を書きました。 今日はスローを上手に使おうです。 しつこうようですが、ある程度スピードを出してまっすぐ走るのは、意外と簡単なんです。 「あ、このひと、上手!かっこいい!」って思われるには、ニュートラルとスローを上手に使うことなんです。 着岸離岸 だーーーっと走ってきて、ぐわッと回って、ガンっとバックに入れでどわっと留める。 これ、カッコよく思うかもしれませんが、いちばん失敗しやすいパターンです。...
ニュートラはこわくない

ニュートラはこわくない

以前にも書いたと思うのですが、書いたとしてもだいぶ昔のことなので、記憶がほぼ薄れています。 記事を検索すればみつかるかもしれないけど、大切なヒントなので、また書きます。 なぜニュートラが怖くないかというとね。 着岸の練習をしているときの写真です。 スローで桟橋に進んでいくときスロットルボジションをニュートラル(中立)に入れることを、ためらう方がいます。 操船に慣れるまでは、ほとんどの方が、ニュートラルポジションに自信が持てないようです。 なぜかというと、船はスローで走ると直進性を保つのがニガテな乗り物だから。...
無免許OKだけど

無免許OKだけど

ボート免許の種類の中に「特定免許」というカテゴリーがあります。 1級2級湖川小馬力・特殊・特定。 特殊は「水上バイク」特定は「車でいう2種免」お客様をお載せする営業用免許と思ってもらえばいいです。 その特定免許の要件が改訂されます。 添付の画像(BAN会報誌より)にある通り、知床半島の痛ましい事故がきっかけとなり、旅客船船長資格に関して言講習内容がかわることになりました。...
ステアリングとリモコンレバー

ステアリングとリモコンレバー

右手はリモコン、左手はステアリング。 中小型ボートの操船のキホン操作方法です。 波やうねりの影響を受けやすい中小型艇は、海面の状態によってステアリングを左右に操作したり、アクセルの開き方を調整する頻度が高くなります。 特に、右手でアクセルレバーを操作する場合、右手をレバーから離してステアリングを操作していると、不意に来る波に対応するのが遅くなってしまいます。 この写真もボストンホエラー提供のおのですが、ちょっと見えにくいけど右手はレバーを操作しています。...
コブ斜面、ラフウォーター、あるいは坂道

コブ斜面、ラフウォーター、あるいは坂道

船に乗ってると、いつもいつも穏やかな海、ということはなかなかなくて、小さくても風波が立ったりうねりがある海域を走ることは、まあまああるものです。 着水の時に、モロに落下して衝撃を受けた経験がある方もいるのではないかと思います。 スキーをされたことがある方なら経験があるかと思いますが、モーグルのコブ斜面。 谷間にハマると厄介ですよね。 ヘタクソスキーヤーだったわたしは、コブは本当に苦手で、転ぶわ板は外れるわで、何が楽しくてこんなところ滑るんだ?と思ったものです。...