エンジンのメンテナンス事例

船もエンジンも機械ですから、定期的なメンテナンスが必要なことは、皆様もよくご存じだと思います。 定期的メンテナンスをしっかりしていても、ある時急に起こるアクシデントもあるのは事実です。 頻繁に乗っている場合でも、急に発生するトラブルもあります。 今日は、そのようなケースをいくつかご紹介させていただきますね。 ある時急に、ガソリンが! 定期的に出航して、帰港後はエンジンの真水洗浄もかかさないオーナー様、釣り用に使用している補機20HPから、じわじわとガソリンらしき液体が漏れているのが、上架後の洗浄中に見つかりました。...
中古艇の整備 進めています

中古艇の整備 進めています

12月初旬に岩港に移動させて整備を続けている、230コンクエスト。 長年、海上係留保管されていたので、陸上保管なら手軽にできるメンテナンスが、なかなか難しいことがありました。 まずいちばん違うのは船底のお掃除。 小さなフジツボを丹念に取りさって、船底塗装を施しました。 ハル外側もお手入れが難しかったので、輝きが失われていたため、ワックスがけ。 それと同時に、水垢汚れや錆系の汚れも船用洗剤で丹念に落としております。 だいぶ変わっていると思います。...

新年最初のブログはヤンマーエンジン

みなさま あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくご愛顧のほど、お願い申し上げます。 年明け最初の記事は、今年はヤンマーのエンジンについてです。 ヤンマーディーゼルエンジンは、耐久性が高く(丈夫!)、部品の供給がよく、信頼性が高いということで高評価をいただいています。 岩港の遊漁船の中には、アワーメーターが何回転もしているエンジンもあります。 レジャーで使用しているオーナーさまのエンジンも、メンテナンスを定期的に行うことで、長く安心して乗っていただいています。...
釣り糸注意!

釣り糸注意!

ロアーケースから、微妙にオイルが漏れているととあるオーナー様から連絡があり、点検修理を行いました。 岩港にあるボートではなく係留保管のため、岩港まで回航してメンテナンス。 幸い、二基掛け艇のため、ギヤオイルが染み出ている側のエンジンは使わずに、正常な右エンジン1基で航行。 上架しえ、ギヤオイルドレンプラグを抜いたら! カフェオレを通り越して、生クリーム状に白濁したギヤオイルがだら~ん。 前回のオイル交換時のギヤオイルは、水の混入がなかったので、その後釣り糸を絡めてしまってオイルシールが破損したものと思われます。...
もうすぐ10連休

もうすぐ10連休

あさってからいよいよ平成最後令和最初の連休が始まりますね。 海に行く計画、釣りやクルージングに行く計画を立てておられる方も、いらっしゃると思います。 久し振りに出航する方もなかにはいらっしゃると思います。 久々に計画されている方で、メンテナンスなどをなさってない方は、出航前に最低限していただきたい点検を、ご自分でもしてくださいね。   エンジン始動点検 久々出航の方は、かならず下架する前、もやいを解く前にエンジンが正常にかかるかどうか確認してください。 その際に次のポイントは必ずチェックです。...
出航前点検の重要性

出航前点検の重要性

2月の末になって急に暖かくなり、春も間近になりました。 冬の間、お休みしていたキャプテンたちも、そろそろ海が恋しくなってきているのではないでしょうか? 久し振りに出航する方はもちろんですが、普段から乗船している方も、出航前におこなう点検はとっても大切。 海上保安庁や日本小型船舶検査機構、各メーカーのホームページなどでも出航前点検については詳しく書かれていますので、わたしからは「なぜ、点検することが重要なのか」といった点についてお伝えいたしますね。 リスクを未然に防ぐ...