塞がる その2

塞がる その2

昨夜、NHKスペシャルで、4月21日に亡くなられたピアニスト フジコヘミングさんの追悼番組が放映されました。 ご覧になった方もおられたと思います。 ピアノが大好きなわたし、昨年1月に運よくコンサートのチケットがとれて、演奏を聴く機会がありました。 おぼつかない足取りで舞台を進まれ、ゆっくりとピアノの前に座られたのちの演奏は、豊かな音色とやさしく歌うようなメロディ、魂のピアニストという形容はまさに、フジ子さんを象徴するものだと感動しました。 あらためてご冥福をお祈り申し上げます。 去年、演奏を聴けてて本当によかった。...
抜いて塞ぐ

抜いて塞ぐ

先日、長方形に開けた船底の穴がふさがりました。 魚探のセンサー(振動子)をはめ込むために開けた穴なので、ピタッとハマると気持ちがいいんですよね。 というわけで、今日は写真優先で書き始めてみました。 艇体内部はこんなかんじ。 あ、完成じゃないです。途中経過です。 こんな風に、FRPで塗り固めてあるというのを、見ていただこうと思って。 ビルジポンプを取り付ける場所もちゃんと確保されています。 今日から写真にはウォーターマーク入れてあるので、探してみてください。うふふ。 センサーが終わったら、次は本体の取付なのですが。...
抜けました!

抜けました!

日曜日にやってきて、センサー取付の準備を始めていた220ダントレス。 今日、センサーを取り付けるためのスルハルFRP工事が始まりました。 振動子をFRPでぐるぐる巻きにするところから、準備が始まりました。 3kwの振動子は、でかいわぁ。 SUS製のケースを取り外しても、でかいわー。 振動子FRP巻きが固まるのを待ちながら、続いて艇の貫通工事です。 トランサムの中央底部に穴をあけることになりました。 さてさて、どのくらいの厚みがあるのか、ボストンホエラーの船底調査開始! 開いた! 抜けました。 あら?...
でかっ

でかっ

想像の域を超えてしまった。 まさかこんな巨大な振動子が艇内に入れられていたとは。 会長から、 「コンソールの中にすっげー重い段ボールが入ってる。たぶん振動子だと思うけど、出すの手伝って。」と。 段ボールが塗れていて底が抜けかけてるので、箱を持つのがたいへん。 2人でひっぱりだしたら・・・ ホンデックス チャープ振動子3kw ステンレスケース付き 防触亜鉛までついてる。 これ、レジャー用じゃなくて、大型漁船用。 振動子本体の大きさは、内側の黒い部分。 まわりのステンレスケースを取り外して、本体だけを埋め込みします。 ケースは…...
帰って来たダントレス

帰って来たダントレス

相模湾を横断して、艤装のために岩港にやってきたボストンホエラー220ダントレス。 懐かしいこの船、2007年に新艇で中国地方のお客様に、うちがお売りした艇なんです。 岩港に帰ってきたこのボート、初代オーナー様から引き継いだ2代目オーナー様も、うちから190アウトレージを購入いただいて、ガンガンにボート釣りを楽しんでおられる方。 何台かの艇を乗り継いで、この220ダントレスにたどり着きました。 ボストンホエラーの中でも、突出して静止安定性に特化したダントレスのハル形状。 これだけ平らっぽい作りなのに、走ると不思議とソフト。...
軽くなれ!

軽くなれ!

廃番になってもう新艇が手に入らなくなったスズキマリンJack。 コロナが始まったころにはもうすでに新品のオーダーは完了していたのですが、ちょうどいいタイミングでエンジンレスの中古艇がでて、それをご購入いただいた五十丸さん。 初めてのボートライフで少しずつ釣りに親しんでいただきましたが、ステアリングの重さが辛かったそう。 ワイヤータイプが標準なのですが、100HPのエンジンを動かすと、さすがに疲れがひどくなるということで、油圧ステアリングに換装することになりました。  ...