こんにちは
いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。
スポーツの日にあまりに寒かったので、定休日の昨日、秋らしい格好をしてお出かけをしたら、暑くて堪りませんでした。
お休みの日で気が緩んで、予想最高気温をチェックしなかったわたしがいけないんです。
まだ暑い日があるのは、海の人としては嬉しいんですけどね。
修理可能な年数
今日のお題、「修理が可能な年数って、あるの?」
はい!あります!
部品交換が必要な修理の場合、目安として10年を区切りとして考えていただけるといいと思います。
これは、エンジンや航海機器の動作に、大きく影響を及ぼす部品に不具合が生じた場合の年数です。
航海機器の基盤や、エンジンだとインペラケースの蓋とか、あ、インペラ本体もそうですね。
ボートの場合も、10年目安でオリジナル部品の製造が終わる場合があります。
これはいちばんサイアクな、修理不能なケースです。
かなり前に販売した17モントークの中古艇の写真を例に挙げます。
2モデル前の17モントーク、製造から20年以上経過しています。
この年式になると、部品は手に入りません。
時々お問い合わせをいただくのが
「クッションを取り寄せできますか?」
「ウインドシールドの新しいのを輸入できますか?」といった、パーツ交換のご相談です。
ごめんなさい、無理です。
ボストンホエラーの場合も、部品の製造は10年を目安で終了してしまいます。
国内のシートメーカーさんでクッションをつくったり、アクリル屋さんにカスタムで作ってもらったりすることをおススメしています。
エンジンの部品でも、共通部品を使用している場合は、長く手に入ることもありますが、一つの部品があっても、もう一つがなくなっている、というケースもあります。
20年30年経った2ストローク船外機の部品などは、残念ですがうちでは修理はお断りしております。
お金をかけてメンテしたとしても、根本改善ができないことの方が多いので、海に出る機械としては安全が保てません。
愛着のあるマシンの終焉はさみしいものがあるのはわかりますが、安全のために買い替えを検討されることをおススメいたします。
Enjoy Your Boat Life