プロたちの操船 共通点はココだ!

プロたちの操船 共通点はココだ!

お客様からたずねられたことがあります。 「初めて操船するフネも、ボート屋さんって普通に操船するみたいですけど、どの船も同じように操るコツがあるんですか?」   ありますよ! わたしたち、ボート販売店のスタッフや、マリーナスタッフの操船の共通点。 初めて乗るボートでも、フネの動きの癖などを察知するにはどうしたらいいか?今日はそんなテーマでお伝えしますね 一言でいうと「ニュートラルを恐れない」 箇条書きにするとこんなポイントに気を付けています。 速度より安定を優先 視線は遠く、操作は小さく 風と潮を読む...
真鶴から東京湾へ

真鶴から東京湾へ

雨も降らず風も吹かず、嬉しい海況の回航をしてきました。 真鶴で艤装した艇を、横浜ベイサイドマリーナへ。 いつまでも右に見える伊豆半島と、いつまでも左手に見える丹沢山地。 相模湾西部の絶景を楽しみながら、船は相模湾のど真ん中を三浦三崎に向けて進みます。 碧い海。ほんとうの碧を見たのは相模湾だけでしたけどね。 若干もやっぽい視界の先に、だんだん三浦半島らしき陸地が見えてきて、相模湾横断は終盤にさしかかりました。 距離的には相模湾の方があると思うんだけど、東京湾はいろいろ未知の部分があってね。。ちょい緊張。...
ニュートラはこわくない

ニュートラはこわくない

以前にも書いたと思うのですが、書いたとしてもだいぶ昔のことなので、記憶がほぼ薄れています。 記事を検索すればみつかるかもしれないけど、大切なヒントなので、また書きます。 なぜニュートラが怖くないかというとね。 着岸の練習をしているときの写真です。 スローで桟橋に進んでいくときスロットルボジションをニュートラル(中立)に入れることを、ためらう方がいます。 操船に慣れるまでは、ほとんどの方が、ニュートラルポジションに自信が持てないようです。 なぜかというと、船はスローで走ると直進性を保つのがニガテな乗り物だから。...
無免許OKだけど

無免許OKだけど

ボート免許の種類の中に「特定免許」というカテゴリーがあります。 1級2級湖川小馬力・特殊・特定。 特殊は「水上バイク」特定は「車でいう2種免」お客様をお載せする営業用免許と思ってもらえばいいです。 その特定免許の要件が改訂されます。 添付の画像(BAN会報誌より)にある通り、知床半島の痛ましい事故がきっかけとなり、旅客船船長資格に関して言講習内容がかわることになりました。...
ステアリングとリモコンレバー

ステアリングとリモコンレバー

右手はリモコン、左手はステアリング。 中小型ボートの操船のキホン操作方法です。 波やうねりの影響を受けやすい中小型艇は、海面の状態によってステアリングを左右に操作したり、アクセルの開き方を調整する頻度が高くなります。 特に、右手でアクセルレバーを操作する場合、右手をレバーから離してステアリングを操作していると、不意に来る波に対応するのが遅くなってしまいます。 この写真もボストンホエラー提供のおのですが、ちょっと見えにくいけど右手はレバーを操作しています。...
コブ斜面、ラフウォーター、あるいは坂道

コブ斜面、ラフウォーター、あるいは坂道

船に乗ってると、いつもいつも穏やかな海、ということはなかなかなくて、小さくても風波が立ったりうねりがある海域を走ることは、まあまああるものです。 着水の時に、モロに落下して衝撃を受けた経験がある方もいるのではないかと思います。 スキーをされたことがある方なら経験があるかと思いますが、モーグルのコブ斜面。 谷間にハマると厄介ですよね。 ヘタクソスキーヤーだったわたしは、コブは本当に苦手で、転ぶわ板は外れるわで、何が楽しくてこんなところ滑るんだ?と思ったものです。...