ボート選び それぞれの大切なポイントはどこだろう

ボート選び それぞれの大切なポイントはどこだろう

昨日、初航行を迎えた「甲斐虎V」。 ボートはNJM NSC245。製造メーカーがかわってモデル名も少し変わりましたが、もともとの誕生時はサンキャット245. ボート好きの方ならなじみがあるかもしれませんが、サンキャットといえばカタマラン・双胴船です。 船体の底が2つに分かれているカタマラン艇。 Vハル(船体の形状がローマ字のVに見える)に比べると、左右に船底がわかれているので、止まったときの揺れが軽減されます。...
DF175 AP始動!電子クラッチエンジンのセッティング

DF175 AP始動!電子クラッチエンジンのセッティング

ボートの艤装、特にエンジンセッティング作業などは、船外機の取付という見た目に大きな変化があるケースは目立ちますが、そのあとの配線は裏側で進めていく作業が主なので、見た目がほぼかわりません。 ですが、そちらの作業こそ、エンジンを始動させるために必要なエッセンスが詰まっている作業です。 あっちとこっちのコネクターをつないで、モジュールユニットを組み合わせて、電子信号の終端を取り付けて・・・ どれか一つ間違っていてもエンジンはかからないのです。 一つ一つの手順をマニュアル通りに進めていく作業、意外と好きです。...
ボストンホエラー おススメ保管方法

ボストンホエラー おススメ保管方法

ボートの保管方法って、大きく分けて2種類あります。 係留保管か上架保管か。 日本一の大規模マリーナ「横浜ベイサイドマリーナ」は、係留保管のみ。 岩港は上架保管のみ。漁師さんのフネだけ、岩港内に係留されています。 スパマリーナ熱海も係留のみ、伊東サンライズマリーナは係留と上架のハイブリッド。 では係留を選ぶのと上架保管を選ぶのと、どちらがいいのかというと・・・ 1.どういう使い方をしたいか     早朝や夜間に釣りに行きたい、オーバーナイトでマリーナステイを楽しみたいから、係留が有利 2.フネの形状  ...
カバーとオーニング

カバーとオーニング

昨日今日と、岩港は北東の風が吹き荒れ、うねりも入っております。 最悪な海です。 いろいろな葉っぱが、風に吹かれて飛んでおります。秋を通り越して冬の陽気です。 そんななか、甲斐虎V(NJM NSC245)のオーニング取付作業がはじまりました。 スラッと背が高いオーナー様の使い勝手を考慮して、なるべく高めのフレームを作成して、屋根に取り付け。 屋根の延長線上にそのまま伸ばしてしまうと、高さを稼げないので、角度がついたパイプをベースにして作りました。 キャンバスの取り付け方も巻き込み式にしております。...
船底形状で選ぶボートセレクション

船底形状で選ぶボートセレクション

いま、うちの工場にはとても久しぶりに、カタマランのボートが入庫しています。 カタマランとは、船底が左右に分かれていて、真ん中が空洞になっているタイプの船体形状のこと。 この写真の通り、真ん中の船底部分が平らになっていて、左右に船底が分かれてます。 真ん中の船底部分には、波切性能向上のための、細いスケグが入っています。 この左右に船底が分かれている構造、ボートの揺れ留めに効果があるのです。 Vハルと言われる、船底が1つで前から見るとVの字に見える船底形状が一般的。...