昨日に引き続き、ボートとその周辺の金ぞの大敵「錆」のお話です。

⇒昨日のブログはこちら

ボートやヨットに使われる金属は、主にステンレスまたはアルミであることは、昨日のブログに書きました。

ではエンジンの内部、心臓部であるエンジンブロックは?

鋳物です。

そして、それらを組み上げるために使われているネジ類はステンレスです。

錆がエンジンに悪影響を及ぼさないよう、アンチコーローションという防錆加工を施してあります。

その他、錆が付いてしまってお手入れしないといけないところは・・・

船底塗装をしていない艇の船底の黄ばみ汚れ

普通の洗剤で落とそうと思っても落ちない、黄ばんだ汚れとか赤っぽい汚れ、船底についてしまってませんか?

常時係留でなくても、一晩係留していたり、頻繁に出航される勤勉なオーナー様の艇。

じつは、海水に溶け込んでいる錆成分が付着していることも結構あります。

普通の洗剤で落ちない!ショック?.

大丈夫ですよ。

生体分解成分が配合された自然素材の洗剤など、錆汚れに強い専用洗剤がマリン用品として販売されています。

うちも販売前の中古艇や、ひどい汚れに値を上げたオーナーさんの艇のお掃除などで活用しています。

洗剤の錆汚れ効果を確認するためにエリアを区切ってわざと落としてみましたが、このくらいの洗浄効果があります。

ただしご注意が必要な点があります。

小傷があったりすると、めっちゃ沁みるので、ゴム手袋などを活用してください。

手荒れも防止できます。

洗剤が付いたままになっている箇所は、かならず水でよーくすすいでください。

錆よごれ気になる方は、ご相談くださいね。

よく落ちる洗剤のご紹介や、お手入れ方法など伝授できますよ。