午前中の強風大荒れはだいぶ収まって、チョイ波くらいに落ち着いてくれました。
やったー!

 

少しうねりありますが、だいぶ静かになりました

土曜日に海が悪いと、寂しいですね。

こんな日は事務所でコツコツ、動画編集したりデスクワークしたり。

こんな日も大切です。

岩海岸の景色に驚いた友人

昨日、東京から友人が訪ねて来てくれました。

初めて来た岩港ですが、わたしのFacebook動画投稿などで景色は知っていたけれど、リアル岩大橋を見て景観の良さに感動してくれました。

岩大橋を見ながら、真鶴の海の話などをしていたのですが、そこで友人が、

「ねえ、そういう話って、みんな知らないと思うの。どんどんみんなにお知らせしてほしい」って大きなヒントをくれました。

わたしたちが当たり前に思っている真鶴の海が豊かなワケ、知っている方もいらっしゃると思いますが、あらためてお知らせさせてくださいね。

真鶴半島 三ツ石付近

神奈川県西部の海岸線、護岸に囲まれたところがほとんどありません。

自然の海岸や河口、海のそばまで迫ってくる緑濃い山々が連なっています。

真鶴半島には「お林」という自然林があり、真鶴の大切な宝です。

このお林から流れてくる養分が海に降り注ぎ、プランクトンを養っているのです。

真鶴グリーン。

真鶴の海は、緑色をしています。特に夏場、プランクトンが増えてくると、海は深い深い緑色になってきます。

プランクトンたちを小魚が追い、小魚を少し大きな魚が食べる。

真鶴半島の回りを流れる潮流が、養分を運び魚を泳ぎやすくし、豊かないのちの連鎖が生まれています。

潮が流れるから魚たちはうんと泳ぎ身がしまる。

養分をたっぷり含んだ海水は、魚たちに栄養を届ける。

自然の恵みが、ここ真鶴の海で延々と繰り広げられているのです。

岩ガキ養殖いかだ 初期の頃

今、岩港のすぐ沖で岩ガキの養殖がおこなわれています。

うちの店の目の前では、岩ガキの滅菌処理工場の建設が進んでいます。

この岩ガキ、島根県の沖にある隠岐の島・海士町から分けてもらった種ガキから育てられたものだそうです。

昨年、海士町の元町長さんが真鶴に来町され、この岩ガキのお話しを聞くことができました。

潮が通って水質が良く、養分が豊富な海でないといい岩ガキが育たないそうです。

真鶴の海は、良い岩ガキを育むのにはうってつけの海だと思います。

工場の建設で不便を感じられている方も多くいらっしゃると思いますが、岩港ブランドの岩ガキが豊富な海の養分で美味しく育ってくれるのも嬉しいことだと思います。

わたしたちが大好きな海、大切な海、美味しいお魚を育んでくれる海を、自然を、たくさんの皆様に体験していただきたい。

今年は真鶴自然クルーズなどの体験も行っていこうと思います。

ボート遊び未体験の皆様も楽しんで頂けるプランを開催するので、楽しみにしていてくださいね!