7月の操船セミナー、23日24日に無事、開催させていただけました。

都市部のコロナ感染が日に日に拡大していく中、開催していいものかどうか、少なからず悩みましたが、もともとのご参加人数を制限させていただくことと、時間帯に余裕をもたせることで、拡大防止につながるよう工夫いたしました。

もちろん、手洗い消毒、屋内のマスクは必須ですね。

ご参加いただいた皆様は、明確にご自身の課題をもっておられて、ご希望を伝えてくださったので、どこからお教えしたらいいかがわかりやすく、わたしも楽しみながら講習させていただきました。

ありがとうございました。

初日第一回目にご参加くださったAさま。

なんと、海技免許4級時代、大判のA4版三つ折り免許の時代に取得され、その後乗る機会が全くなく、ウン十年ぶりの操船になったそう。
なので、まずは初めて操船した時を思い出していただくくらいの感覚で、ゆっくりまっすぐ前進!から始めました。

着岸後はロープワークをおさらいして、思い出していただきました。

クリート結び、オッケーでした!

A様の目標は、個人セミナーを受講して、操船がもう少しできるようになったら、ご家族を連れて初島クルーズセミナーに参加すること。

早速、8月の個人セミナーをお申込みいただきました!

ありがとうございます。

続いてご参加のK様ご夫妻。

ご主人が1級免許をお持ちで、ご夫婦でレンタルクラブなどを利用されているそうですが、いつもスピードを上げて走るだけ。

たまに釣りに挑戦してみても、「魚探の見方がわからない、釣れたことがない」だそうです。

操船のキホンは出来てると思われるので、釣り操船に挑戦して頂きました。

「魚探の見方すら、わからないんですよー!釣具持って行っても、なかなか釣れなくて。釣り操船!ぜったいやってみたいです。」

ではまず、ご主人が操船して、奥様に釣らせてあげましょうね、

ということで、浅いエリアで根と魚影を探して、ボートをとめ、ポイントの上に戻す操作から。

奥様には、ベイトリールの扱い方、底立ちの撮り方、リールの巻き方をお教えして、スタート。

なんども「はい、おろしてー、あ、群れがいなくなった、はい巻いてー。あ、魚いた!はい、おろしてー」を繰り返し、ついに大きな群れの上にボートを載せることができました。

「あ!あ!なんか!びくびくって!あ!釣れてる???

慌てず巻いて巻いて!

「あ!いる!1匹!うわ!下にもいる!2匹!3びきだぁぁぁぁあ!」

旬のカマスを3匹、見事に釣り上げられました!

初めての釣果!これでボート遊びの幅が広がって行かれることと思います。

次回はご主人も釣りができるようにレクチャーさせていただきますね。

明けて翌日。

午後からセミナー開始です。

鏡のように穏やかな海でした。

午後第1回目は、7月に免許をとったSさんと、8月に免許挑戦のAさんの仲良しコンビ。

お二人とも「うわ、キモチイイ!海の上ってこんなに気持ちいいんだ!」「あーきもちいい!」を連発してくださいました。

苦手意識のあった着岸、ポイントは「ニュートラル」をうまく使えないことに有り。

デッドスローやニュートラルは、舵のコントロールが効かないのでは?と思われがちですが、そんなことはありません。

止まりそうになったら、ちょっと前進に入れる。

ちょっと前進、ニュートラルで辛抱を繰り返すことで、落ち着いた着岸ができるようになります。

また練習しましょうね。

第2回目はもうすぐ進水式!のAさん。Sさんと一緒に免許をとった同窓生。Sさんたちも再参加することになりました。

Aさんも目標は釣り操船。

スローでポイントを探すのが肝ですが、コツさえつかめば後は経験あるのみ。

カイワリ、ウルメイワシなどが釣れて、楽しさを実感して頂けたと思います。

日程は未定ですが、8月もセミナーやります!皆様ぜひぜひ、ご参加くださいませ!