こんにちは。

今日もブログを見てくださって、ありがとうございます。

今日のブログは、ボートとか釣りとかとは、すこーし距離がある話題ですが、わが町真鶴の大切なシンボルだから、まったく無関係ってことではありません。

関東の初日の出スポットとして、ご存じの方も多いと思いますが、三ツ石!真鶴のランドマークです。

右上の水平線に、伊豆大島をのぞむ三ツ石。

その三ツ石には、注連縄がかかっているのを、皆様ご存じでしょうか?

今から1000年以上も前に、三ツ石に貴船の神様をお載せした船が流れ着いたらしく、三ツ石はそれ以降ご神域として大切にされていました。

しかし、明治のころに作家の坪内逍遥が真鶴を訪れた際「ご神域に注連縄がないのは足りない」と言われたとかで、大注連縄がかけられたということです。

今から約100年ほど前のこと。

その後、50年ほどたって一度架け替えられましたが、風雨に耐えた注連縄は、近年ボロボロになってしまい、3年ほど前から真鶴町観光協会会長が発起人となって注連縄の架け替え事業が始まりました。

この度無事に架け替えが行われ、本日、神事が執り行われました。

祭壇の向こうに夕陽が輝いていて、厳かなのにまぶしい(西日がまぶしくて目が開けられなかった)

ケープ真鶴から伊豆半島を望むこのアングルが、結構大好きなブログ主。

ホント真鶴の景色って、すばらしいわ。

あたらしい注連縄と古い注連縄を、それぞれを神職様がお祓いされて、新しい1本は明日以降につけられるそうです。

その後の直会のお席でも少し触れられましたが、真鶴町は今、前町長、現職町会議員、前全町会議員による選挙に関する不祥事がありまして、神様に顔を向けられないような状態になっています。

そんな時期ですが、注連縄のかけかえが滞りなく行えたことは、「真鶴、ちゃんとせいや!(なぜ関西弁?)」という神様からの喝もいただいてるのかな、などと勝手に思ってる次第です。

土曜日でいろいろ会社のお仕事があったもので、直会は乾杯までで退席させていただきましたが、コロナが落ち着いている今だからこそ、こういった集まりができたことも感謝です。

2022年の初日の出が、新しい注連縄と共に美しく輝いてくれることを願います。