こんにちは
いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。
真鶴町の海水浴場も、7月22日に海開きをし、子どもたちも夏休みに入り、本格的な夏が始まりましたね。
といっても、先月からずーーーーーっと、夏だった気がします。
夏と言えば、海!ボート!さあ、海遊びだよっ!
と楽しみにしている方も多いと思いますが、楽しむためには、安全に気を付けていただくのが、いちばん大切なことだと思います。
海の事故を起こさないために、よくあるヒヤリハットをリストアップしてみますので、皆様もお気を付けくださいね。
天気予報は事前に何度も確認!
雨とか晴とかだけじゃなく、天気図まで確認できればなおよし。
スマホの天気予報サイトでも、衛星画像などもリアルタイムに近い情報をチェックできるので、南の海にできかけている熱帯低気圧の雲なんかも、確認できると思います。
風向き、風速、うねり、海遊びには要注意なコンテンツをチェックしてくださいね。
海水浴場の波打ち際にも、遠く離れた台風のうねりが到達することは珍しくありません。
波の出るプールではなくて、自然のパワーが寄せる波です。子どもなんて、簡単にさらわれます。
波が高いときは、決して波打ち際によらないでください。
久しぶりの出航は入念な準備を
しばらく乗っていないボート、数年動かしていないエンジン・・・
出航の計画を立てたら、まず、メンテナンスを行ってください。
バッテリーがあがってます、とか、エンジンがかかりません、とか、よくあります。
燃料ポンプが動かなくなっていたりすると、応急処置では復旧しません。
しばらく動かしていないと、海水ポンプのインペラが固着していることもあります。いきなりエンジン回すと、オーバーヒートします。
メンテナンスのご依頼は、お早めにお願いしますね。
これはダメ!沖での注意点
★凪の海にみえても、エリアによって急激に潮流が激しくなったり、強風になったり。海の上では当たり前に起こる自然現象です。
★運転席に誰もいない?
そう、i-Pilotを使用していると、運転席にいなくてもボートコントロールを自動でできてしまうので、ついつい釣りに夢中になってしまったりしがちです。
見張りは船長の重要な役割。
運転席を離れても、しっかり見張りをしてください。
そして、当たり前ですが、海の上では絶対に、エンジンを止めてはいけません。
もちろん、オーバーヒートブザーが鳴っているときなどは、止めないといけませんが、それ以外の理由で止めてはいけません。
i-Pilot、レーダー、ソナー、魚探、場合によっては電動リールなどもメインバッテリーから電源供給を受けています。
エンジンを止めて電気系統使っていたら・・・
お判りですよね?
バッテリー、あがります。さあ帰りましょう、と思っても、帰れなくなります。エンジン、かからなくなります。
ぜったいにエンジンは止めないでくださいね。
飲酒厳禁!
暑い夏の日、ビール美味しいですよね。わかります。
でもね、船長は絶対に、飲酒はダメです。自動車と同じ罰則あります。
クーラーボックスの中に、ビールなんて入れたらだめです。
もちろん、操船しないゲストさんはその限りではありませんよ。
だけど、利尿作用の高いアルコール類は、猛暑の海ではお勧めできません。
脱水を起こさないようにするためにも、アルコールは控えて水分保持効果の高い飲料をお飲みください。
この夏、海の事故が起きないこと、事故を起こさないことを第一にして、海のレジャーを楽しんでくださいね。