ついに来てくれました!

今、ヤンマーでめっちゃ人気があるフィッシングクルーザー「EX28C」が、岩港に!

発表当初から人気沸騰となり、一時は待ち時間5年!(関西ね)という驚異的なスケジュール感でした。

実際、ボートショーなどでも、積極的にご案内することができない3年間。

とってもいい船だし、お客様の印象もすごくよくて、できることなら希望される方には、すぐ商談の席をご用意したいというジレンマにさいなまれていました。

今、こうやって実艇を岩港にお迎えして、そんな思い出が脳内巡り巡っています。

太陽を背にして、岩港の朝を迎えたEX28C。

10tロングの荷台に乗る最大サイズです。

これより大きいとトレーラー運搬になってしまうので、岩港への搬入はムリ。

岩港の上架設備はクレーンがなく、フォークリフトでの作業。

吊り上げ設備が港に無いので、25tクレーン車を依頼しました。

ボートショーなどの会場以外で全容を見るのは、これが初めて。

設計図的な画像を見てはいましたが、実際の船型を間近で見ると、走りも静止安定性も、良いに決まってると確信できます。

いよいよ搬入作業が始まります。

まずクレーン車がポジショニングし、吊り上げ道具をセッティングして、10t車が入ります。

クレーンも10t車も、オペレーションが素晴らしい。

キャビン床下がエンジンルームになっているミッドシップ艇。

吊り上げ位置を何度か確認しながら、吊り上げ開始です。

最近のヤンマー艇に採用されているバウ部分の船型。

前進の保針性を向上させつつ、ダブルチャインとキール、ストライプの入れ方で静止安定性もキープする。

釣りするときに絶対条件(だと思ってる)静止安定性は、この船体構造が実現していると思います。

バウのキールとバウスラスターのアップ。

1軸シャフト船には、前後のスラスター必須です。

だって、バックした時に舵効かないから、スラスターで方向変換するのが安全。

3t越えの艇体が無事、仮船台におさまりました。

8時45分から始まった搬入作業が終わったのは、10時30分ごろ。

実はEX28Cには、モデル名がとこにも書いてないんです。

ヤンマーのロゴが数か所についているだけ。

このフォルムと大きさで「誰が見てもわかるでしょ」っていうブランディング?自信の表れ?

主張せずとも引き寄せる魅力があるぼーとっていうことなんですね。

Enjoy Your Boat Life