キダイの鯛飯

名前にタイとつく魚はいろいろいますが、マダイとその仲間の魚は意外と少ないのです。
昔の人は、魚の名前にみんな「〇〇タイ」とつけちゃったのでしょうか?

今日はそのタイの仲間「キダイ(レンコダイ)」の釣魚レシピをご紹介します。
そんなの、とっくに作ってるよー!という方もいらっしゃるかもしれないけど、お付き合い下さったら嬉しいです。

キダイ(レンコダイ)

下ごしらえ

1.ウロコを落としてお腹をだす。
包丁で盛大にぴっぴと落とすと、お台所のあちこちに、いきおいよくうろこが飛び散っちゃいますよね。
特に、タイの仲間のウロコは大きくて力強く飛び散るので、なかなかたいへん。
ペットボトルのキャップを使ったり、百均で売ってるウロコ取りを使うと、後始末がとっても楽にできます。
キャップの内側や、ウロコが中に納まるウロコ取りは、けっこう便利です。

2.全体に塩を振る
粗塩がおススメ。お魚の旨みが引き立ちます。精製塩より塩味がマイルドになると思います。

3.グリルで塩焼きにする。
表面に焼き色がつくくらいで大丈夫です。

ご飯の準備

1.お米2合から3合を普通に研いで水気を切っておく。

2.だし汁を用意する。
鰹節でだしをとる時間があれば最高ですが、なければだしの素やめんつゆ、お酒とお醤油で味を調えただし汁を、お米の合数分プラスお魚の分量を考えて少し多めに用意してください。

ご飯、お魚、だし汁を土鍋にセット

3.あれば土鍋やご飯炊き用のお鍋(なければ炊飯器でも大丈夫です)にお米をいれ、塩焼きにしたタイをお米の上に乗せ、2のだし汁を注ぎます。

4.炊く。

5.土鍋で炊く場合は、中火にかけて沸騰しはじめて泡がぶくぶく出始めたら、即弱火に落としてください。
弱火で10分くらい、香ばしい香りがしはじめたら、良い感じのおこげが出来始めている合図です。
火を止めて10分ほど蒸らしてください。

炊きあがったら

ごはんが炊き上がりました

こんなカンジに炊き上がります。

骨は注意して抜いてください

タイの骨はとっても硬くて太いので、ほぐす前に大きな骨は外してしまいます。
小骨もよく抜き取ってから混ぜ合わせてくださいね。
仕上げに小口切りのねぎを散らすと、風味が良いです。

キダイ以外でも、お魚の炊き込みご飯は美味しくいただけます。
いつもと違う新鮮なお魚の炊き込みご飯、ぜひ挑戦してみてくださいね。