今年は暑過ぎたせいか、悲しい水の事故の情報は例年より少なかった気がします。
それでも、水の事故やフネの事故はあるもの。
そんな中で、ボートヨットに乗る皆に密接に関係するニュースが、今日Yahoo!ニュースに載っていたので、シェアします。
救命胴衣で助かったエピソード
一晩中沈まずに、琵琶湖に浮いていて助かった理由は、ライフジャケット
9月22日、琵琶湖に水上バイクで出航した男女二人が帰ってこないと、警察に通報があったそう。
女性は自力で岸に泳ぎ着いて助かったけど、男性が見つからず捜索の結果、翌日琵琶湖の真ん中あたりで浮いているところを発見救助されたそうです。
日本で一番大きな湖の真ん中で漂流するって、相模湾の真ん中にも等しそう。しかも、淡水。浮力が無いわけです。
そこで浮いていられたのは、国土交通省認定のライフジャケットを着用していたから。
国が認めたJCI認定のライフジャケットの要件は
・水に浮く浮力が7.5kg以上あること
。顔が水面に浮いている状態をキープできること
など、厳しい安全性が求められます。
そして、必ずJCI認定マークがついています。
フネの検査の祭、必ず確認されるのが「救命胴衣の認定マーク」です。
安全基準をクリアした法定安全備品には、すべてこのJCI認定マークが刻印されています。
釣り用やレジャー用などで売られているものの中には、防波堤釣で落水した時に短時間浮いていられるものや、単にファッション性が豊かなものや、中国製の安価なものもあります。
安いから、とか、おしゃれだから、などの理由で購入するのではなく、命の安全を守るためのものとして、救命胴衣を選んでください。
尚、膨張式救命胴衣のエアタンクは、定期的に交換することが推奨されています。そのうち、検査のたびに交換が義務付けられるかもしれません。
Enjoy Your Boat Life