土砂崩れが起きた港の奥の続報です。

昨日、足を踏み入れる勇気がなかった道路の泥は、だいぶ撤去されていました。

発災した当時の話を聞いたところ、3間ほど離れたお家では、音も聞こえなかったそうです。

現場寄りのお隣の方が逃げ込んできて、土砂崩れが起きたことを知ったそう。

「すごい音がして窓を開けたら、前の海が抹茶色になってて、道路が土砂でいっぱいになってた。」

ほんとに、人的被害がなくてよかったです。

軽トラ1台程度が入れるくらいに、土砂は片付けられていました。

路面が見えるようになってよかったけど、まだまだ。

フネの前まで、根こそぎ流された木が寄せられています。

海は茶色。まだ土砂の匂いもほのかに漂っています。

ここが発生現場見たいです。

大木の根元に大穴が開いています。

この現場の下は、もとはこうなってました。

人間の記憶って、いい加減ですよね。

そんなに頻繁に通る場所ではなかったけど、同じ港の中なので全く知らないということはないはず。

ここに小屋があったのは覚えているけど、どんな様子だったのかは、まったく記憶にありませんでした。

水や土の威力って、すさまじい。

小屋の残骸は少しだけあるみたいですが、藻屑になってしまいました。

ちょろちょろと、水がまだ流れているので、道路もぬかるみ状態。

右下に小屋の基礎が見えてます。

しっかり作ってあっても、土砂災害にはひとたまりもないんだなぁ。

現場は土留めもできています。

見えてる範囲の外側にも、崩れたところがあるのかもしれません。

これだけ木が根を張っていても、地盤事崩れちゃったら、どうにもならないですね。

この先どんな工事があるのかわかりませんが、当面は復旧工事のために、関係車両の往来が多くなると思います。

もともと岩港奥は一般の方の車両はごりようできませんでしたが、Uターンのために使っていたスペースは使えなくなっています。

見学はもちろん、間違えて入ってきた方も替えれなくなる可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。