雨とか風とか波とか、悪天候がボート屋にはいちばんの敵かもしれません。

今日の天気予報だと、午前中で雨が上がるって言ってたから、そのつもりで段取りを組んだのに、しとしと冷たい雨が、15:55現在も降り続いています。

Sea Decのドライフィット

ドライフィット

Tトップとリーニングシートの設置を真っ先に始めた理由は、これです。

Sea Decを施工する際、パターン化された標準デザインで製作できる部分はもんだいありません。

その反面、後付けの艤装品や、艇によって設置位置やデザインがそれぞれ違う部品があると、マットが多田育晴れなくなることになってしまいます。

そんな悲しい仕上がりにならないようにするために、ドライフィットという作業が必要になります。

ドライフィット

半透明のビニールシートが、パターン化されたドライフィット用の補正型紙です。

ご覧の通り、Tトップの取付部分がパターンと大きく違いますよね。

この型紙に修正後の書き込みをして、リガーマリンに送って製作してもらいます。

ドライフィット

両舷のドライフィットを行ったところで、今日は終了。

作業場は屋根があるのですが、暖房なんてないから寒い寒い。

ドライフィット前にはデッキを一度洗わないと正確な計測ができないので、濡れたデッキの上を靴下を濡らさないために、裸足で作業した岡ちゃんが、今日は最優秀賞です。

ボート屋のお仕事、アメニモマケズの精神でがんばろうな。