久しぶりに艤装工事のお話です。
いろんなフネの艤装はずっと続いているのですが、合間にメンテナンスが入ったり、修理が入ったり。
あ、メンテと修理、違います。
メンテは修理が必要にならないようにお手入れすること、修理は不具合が起きたところを、よい状態に戻すこと。
そして艤装は、より使いやすい状態に、オプション品を取り付けたり調整したりすること。

魚探のセンサーを取り付ける場所を、FRP工事専門技術者のテクニカルKさんチームとあれこれ協議しました。
FX24EZはイケスが小さめで、逆にエンジンルームはかなり広めに作られています。
イケスにするかエンジンルームにセットするか、テクニカルKの技術は確かなので、水漏れの心配はないため、広めのエンジンルームにつけました。
配線もその方がきれいにできます。

がちがちに埋め込まれたセンサー。
大きなセンサーが狭めのイケスにセットされると、やはり使い勝手がマイナスポイントになってしまうので、こっちを選択。

12inの画面は右寄りに取り付けました。
ステアリング前の平らなところは、コンパスを取付するためのスペース。
ここにコンパスが付いた場合の見え方や操作を考えて、右側寄せにしました。


センサーの配線をコンソール側に引っ張り込む作業を手伝ったついでに、二か所操舵用に改造したステアリングの裏側を撮ってみました。
いつもながら、艤装中の現場は建築現場状態です。
どの船もだいたい、「ここをあければ配線できる」的な構造になっています。
これも長年やってきた経験が生きてるのかな。
そして本日、検査に来てもらいました。
がんばるぞー。