そろそろ旅立ちが近づいてきました

そろそろ旅立ちが近づいてきました

艤装工事と検査を行っているボストンホエラー280アウトレージ、もうすぐ岩港を旅立って、オーナー様が待つ大阪に向かうことになりました。 まだ一部、艤装が完了していない部分がありまして、そこを完成させれば、わたし達が行う工事はラストを迎えます。 スルハル工事の仕上げを行わないといけないので、それが完了したらプロペラマッチングテストです。 ボストンホエラーの船底の厚みが普通じゃないので、特別に長いスルハル金具が必要でして、ようやく日本に到着し、取り付けることができました。...
ボストンホエラー280アウトレージ 耐久航行完了!

ボストンホエラー280アウトレージ 耐久航行完了!

2時間耐久航行テスト いよいよ、海上耐久テストの日を迎えました。 作業中、養生シートはがされることなく、その全容はわたしたちも初めて目にするものです。 ずっとお姿を隠されていたから・・・ 初めて真鶴の空気を吸っていただいたカンジです。 白いDF300とのマッチング、ぜったいカッコいい!!! ハルサイドカラーはライトグレーです。 まだあちこちに養生シートを貼りっぱなしなので、ブルーのシートが見えちゃってますがご勘弁を。 28ftに、600馬力?でかくない? って思われる方もおられるかもしれませんが、適正馬力です。...
配線完了! 280アウトレージ

配線完了! 280アウトレージ

台風19号の迎撃準備と襲来で、数日作業が停まっていた280アウトレージですが、今日から作業再開です! リモコンボックスやマルチファンクションメーターなど、ハード面での取り付けは完了していたのですが、いよいよ配線、というところまできて、台風19号でした。 がっしり養生しておいたので、カバーの内側はなんの湿気もなく、快適な作業環境です。 2基掛けタイロッドも設置完了しております。マーキュリー純正の油圧シリンダーですが、ちゃんとスズキに使えるスペーサーも同梱されております。...
280アウトレージ 航海機器はどこへ?

280アウトレージ 航海機器はどこへ?

重要事項 航海機器はどこにつけましょう? 今はスマホで写真撮って、すぐに送って確認していただくことができる時代なので、ほんとに便利になりました。 航海機器、エンジンマルチモニターを、どこにどう配列するか? かっこよく、そして使いやすくが理想ですよね。 取り付けるモニターは、15インチ。 オーナー様のご希望は、ステアリングが画面に重ならない位置、だったのですが、位置的に操作がしづらそうな気がします。 こういうパターンも。 ハンドルにはかかりませんが、バランス的にちょっと散漫なカンジ?...
正規輸入艇だからできること

正規輸入艇だからできること

今日は280アウトレージの測度検査と臨時航行許可取得のための検査でした。 艇体の長さや幅を測る測度検査は、輸入艇も国産艇も共通ですが、日本の法律によって規定されている独自の基準があります。 ボストンホエラーはアメリカの法律にのっとって、安全性や不沈性能が保証されていますが、日本の法律とはマッチしない部分も、実はあります。 日本では、艇体全長の13%の長さの波除板と波返しの設備が義務付けられていますが、ボストンホエラーにはそんな設備がありません。...
280アウトレージにDF300取付開始!

280アウトレージにDF300取付開始!

搬入されてから丸2日間は、養生と艇体各部や配線などなど、今後のセッティングに必要な確認をしていました。 エンジンを取り付ける作業準備のために、3日ぶりに外に出た280くん。 養生テープでぺたぺたです。 大型エンジン「DF300 APX」をチェーンブロックで吊上げて、艇体を元に戻してエンジンをマウントします。 艇体のエンジン取付位置に合わせてマウントするのですが、ボストンホエラーにはマウントする位置がマークされているので、指示された位置に取り付けます。 ヘッドが大きい~~~! 久し振りのV6エンジンセッティングです。...