こんにちは
いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。
今年、ニュースで何度か目にした琵琶湖での水上バイクの事故。
先月、滋賀から友人が、うちに2級小型船舶免許を取得しに来てくれたこともあり、わたし自身も昨年琵琶湖でカヤック初体験もしてきたし、琵琶湖の事故がとても気になっておりました。
海の事故やボートの事故は、どこでおきても気になるのですが、免許取った滋賀の友人が、家庭で「水上バイクの危険回避の仕方」など、教わったばかりの安全についてのお話をしてくれたということを聞いたので、今日、ブログに書くことにしました。
何事も、メリットばかりではないと思うので、免許取るデメリットも書いておこうと思います。
免許があるメリット
- 2馬力以上のエンジンがついたボートに乗れる。
- 3m以上のフネに乗れる。
- 海に関する知識が増える
- 操船の基本を教えてもらえる。
- 気象海象に関する基礎知識を教えてもらえる。
- レンタルボートを借りる際に、エンジン付きのちょっとゴージャスな船も借りられる。
- 国土交通省発行の免許だから、身分証明書として使える。
免許取るデメリット
- 免許取得の費用が12万以上かかる(もうすこしお安いところもあるし、独学という手もあります)
- 日数がかかる。うちの場合で最低2日はかかります。
- 今更勉強したくない。
- 5年ごとに更新しなきゃいけない。
- 法律でしばられるのはいやだ。
- 免許取るスクールでセールスされちゃいそうな気がしてうざい。
わたしが考えるところだと、こんなかんじでしょうか。
3m未満2馬力以下というサイズのくくりができたことで、海遊びのすそ野がかなり広がったのは事実だと思います。
ですが、今までは手漕ぎ人力で漕ぐしかなかったボートに、2馬力と言えどエンジンをセットして沖に向かうことができるようになったことで、ハラハラドキドキする船長さんが増えたことも事実です。
船舶免許を取ったからと言って、すぐに操船がうまくなったり、海や船舶の知識が完璧になるわけではありません。
ですが、専門の講師からしっかりと基本を教えてもらうことができ、ボートスクールやマリーナ、販売店とのつながりやご縁ができることで、正しい海へのアプローチが開けたと思っていただくのがいいのではないでしょうか?
免許を持っているはずなのに、悲しい行動をとってしまう人も中にはいますが、正しい知識やアプローチの方法を知らずに海に出てしまって、ご家族が周りの人のみならず、何の関係もない人を巻き込んだり道連れにしてしまう人の方が、はるかに多いと聞いています。
わたしたちは、免許を取られたからと言って、ボートのご購入をお勧めしたり、イベントにしつこく誘ったりといった行動はとりません。
海が好きな方が、安心して海で遊べる知識を身に着けていただき、ご家族やご友人がご一緒に楽しめ、留守宅を哀しい思いにしないこと、それが第一だと思っています。
カヌーでもサップでも手漕ぎでも、これから海に出たい人、湖で遊びたい人、すでに無免許で遊んでる人、ぜひ!
免許取得を考えてください。ボート屋からのお願いです。
Enjoy Your Marine Life、and keep your life safety.