友人の息子くん中学一年生。

小学生の頃から、魚料理に強く惹かれて、最初は確か近所のスーパーで丸のままのお魚を買ってきてYouTube見ながら捌き始めたのかな。

誕生日のプレゼントで出刃包丁買ってもらったり、遠くの魚市場に魚買いに行ったり、真鶴に釣りに来たこともありました。干物の魚伝に連れて行ったら、日ものづくりの工程をガン見して、ああほんとに魚好きなんだなぁと感心したものです。

 

かわいい大将。

ママが後ろでサポートしてますが、魚を捌くのは基本全部自分でやってます。

今日はこの料理会の前に、近くの京都市の魚市場に買い出しに行って、顔馴染みになった仲買さんから新鮮なタイ、サンマ、チビキ、ハモを仕入れて来たそうです。

柔らかいサンマを、丁寧に三昧におろしてお刺身や炙りに。

真鯛もお刺身に。

大人でも、1人でこれだけの魚を料理するのは疲れるのに、タコときゅうりの酢の物、お造り、天ぷらまで作ってくれました。

しかも全部美味しの。

まだ中学生。

将来の姿はまだわからない。

どんな道に進みたいのか、どんな職業、どんな学びを重ねたいのか、たぶん本人もかわかってないと思うけど、魚が好きで魚料理が好きで、人に喜んでもらうのが好きなのは、今日見ていてわかった。

できるなら、こんなまっすぐな子が、先々うちの仲間として加わってくれると嬉しいけど、きっと魚市場でも料理屋さんでも引く手数多でしょう。

こうでなければならない、とか、こうしなければ、とかの枠に囚われず、自分の好きを貫いてほしいものです。

また釣りに来てね!