岩港はこじんまりした田舎風の漁港ですが、けっこうしっかりしたボートが並んでいます。
ボストンホエラーも10艇ほど。
その他、ウレタンがボトムに入っている一部のヤンマー艇なども、作りがしっかりいたボートです。
ウレタンが入っていることで、着水の音が響きづらくなり、ボートの浮力も増すことになります。

左からスズキ、ボストンホエラー、スズキマリン(ヤンマー造船)ボストンホエラー
写真のボートたち、ハルの一部また全部に、ウレタンが入っています。
航行している時の反響音ももちろんですが、上架時に艇体をコンコン、と叩いてみても、音の響きである程度のウレタン充填を判断することができます。
国産艇は、艇体全てにウレタンが入っていることはほぼ稀ですが、ボストンホエラーのウレタン充填密度はすごいものがあります。
走っている時の音は、ぼーんぼーん、といった音は全くなく、ずさっずさっと、何か大きな建造物が水を圧迫するような音がします。
波がある時など、かきーん、とかばたーん、とかいった軽めの音が少しでも少ない方が、乗っていて安心感も感じられると思います。
エンジンも、スローやニュートラルで航行しているときは、検水口からの水音が聞こえるほど、最近の4ストローク船外機は静かになりました。
自然の中で遊ぶボート遊び、いい音、静かな音で自然と一体感を持つ時間も、醍醐味だと思います。
お楽しみくださいね。