潤平(トーハツTF-23X)の艤装も、いよいよ大詰めになってきました。
ボートショーでの出会いから始まった、新しい潤平への乗り換えプラン。
何より、オーナー様、そして一緒に釣りをするご家族の釣りやすさと安全性を第一に考えて、艤装のご提案を行いました。
バウデッキもアフトデッキも、横幅を充分に確保されているので、同じ23FT からの乗り換えなのに、サイズアップ感を感じていただきました。
ヤンマー造船の最近の特徴、きれいにカーブしたチャインと、しっかり入ったストライプで、安定性の波きりの良さを充分感じられます。
くわえて、左右に張り出したフレアは、スプレーの跳ね返しと、バウデッキの広さ確保に貢献しています。
その使いやすいデッキレイアウトを利用した艤装を、ご紹介します。
ご両親、弟さん、甥っ子さんと主に釣りに行くオーナー様、一人釣行はほとんどないので、自分とご家族の釣りやすさを一番に考えての艤装プランです。
相模湾西部は深場を楽しめるので、電動リールは必須です。
バウデッキの下に空いている穴は、埋込式の電動リール電源ボックスを取り付けるためのものです。
ココに取り付ければ、アンカーロッカーハッチの開閉にも問題はなく、左右どちらで釣っている人も、電動リールのクリップが届きます。
ミンコタi-Pilotを取り付けた場所も余裕がある広さなので、上げ下げのときの足場も安全に確保できます。
これだけ広ければ、前に二人釣り人がいても、上げ下げの足場確保は問題ありません。
アフトデッキも、後部ベンチシートの真ん中に、電源ボックスを埋め込み取付。
こちらもハッチの開け閉めには問題ありません。
この釣り座、なかなか座り心地もよく、釣りするのにはいいと思います。
以前にもご紹介したかと思いますが、運転席の様子です。
リアドア無しのオープンタイプの操舵席なので、運転席を後ろ向きにセットすることで、船長が運転席から釣竿を出すことができます。
GPS魚探は9インチ横型を埋込。左いっぱいに寄せているのは、先々右側に何か取り付けたくなった時用です。
スマホの充電器とか、今は海もUSBソケットの時代ですからね。
同時期に、DF115 ×マロール油圧ステアリング取付を続けて行いましたが、こちらはキャプテン型ホイール。
ツノツノタイプは、なんとなく気分が釣りに向かって盛り上がっていきそうな気がします。
キャビン内には、日立オートマチックマリントイレを設置しました。
当初、トイレは付けずに、キャビン内を広く使う予定でいましたが、やはりお母さまのご乗船も考えて取り付けることに。
キャビンに入って、トイレに腰かける動線を考えた結果、こちら向きに座る方式になりました。
広角モードでの撮影。
通常レンズモード。
少し足をそろえ気味にして、上品にお使いいただけますと、ホースに足がひっかからないと思います。おほほ。
まだ途中ですが、もうそろそろゴールも見えてきています。
完成しましたら、全体像を見ていただけるようにと思っています。
オーナー様ももう少し、お待ちくださいね。
暑い中お疲れ様です。
楽しみに待っておりますのでよろしくお願いします。
潤平さま
コメントありがとうございます!
完成まであと少しなので、もう少々お待ちくださいませ。
今週末はお天気が心配ですが、次の連休あたりに進水式が出来たらいいかなぁ、と思っております。