こんにちは

いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。

今日明日、毎月恒例のボートライセンススクールを開講しております。

が!

明日は前線を伴った低気圧が、本州を西から東へ通過するらしい。

雨はまだいいとして、風が。

西風の強風予報。

実技が開講できるかどうかは明日判断となりました。

高価だけどその価値がある

海上の230アウトレージ

写真は230アウトレージ。

釣り艤装はもとより、ちょっとおしゃれな水中ライトなども装備された、ほぼフル艤装艇です。

ボストンホエラーをご存じの方は、ほぼ皆様「高い船だよね」とおっしゃいます。

はい。高い船です。

エンジンも大型を搭載できるので、その分国産艇よりお値段はかなり高くなります。

「なんでそんなに高いの?」

と思われる方がいらっしゃるのは当然だと思います。

では、なぜ高価なのか?

すごくシンプルにいうと、ハルを2つ作るようなもので、その2つのハルをドッキングさせて、内部に高密度発泡ウレタンを隙間なく充填させるという、他のメーカーでは撮らない工法を用いているから、というのが一つ。 

 

ボートショーやウエブサイトなどで、このような真っ二つに切ったボストンホエラーの動画を、ご覧になった方も多いと思います。普通、沈みますよね。

ただウレタンを入れただけでなくて、水平に浮きバランスを崩さない艇体性能を持っているので、追い波や横波でも安定して走れるんです。

ページ頭に挙げた230アウトレージの性能検査の際、かなり南風が強く周辺海域は白波が一面に立っていましたが、150馬力2基掛けで、5300回転、37.7ノットでハンドルを取られることなく走り切りました。

同乗の検査官ももちろん、わたしも1滴のしぶきも浴びず、です。

この性能を作り出すためには、ウレタンだけでなく様々な革新的な技術や仕上げの技、最高品質の材料の選択など手間暇が必要なんだと思います。

え?こんなとこまで、ゲルコート仕上げされてる!という部分もけっこうあります。

 でもやっぱり、乗っていてすごいな、と思うのは、凪の時でも風があって波があっても、「ボストンだから大丈夫」って思える性能だな、と思うんです。

ほんとにすごいの?って思う方、ぜひ一度、見に来てください。

そして、やっぱりいいな、って思ったら、ご試乗可能な艇もあるのでご検討ください。

ほんとにすごいボートだから。

Enjo