外出や出張が続きまして、ブログが書けない日が続いてしまいました。

土日、めったにないのですが、2日連続で横浜ベイサイドマリーナにて作業。

おとなりには、45ft前後のフライブリッジのカッコいいクルーザーがオールペン作業中。

作業されている中に女性もおられて、ひそかに「仲間ー」と思いながらわたしも作業しておりました。

ベイサイドマリーナに行くと、岩港では見ることもない様々な艇を見ることができ、よい刺激をいただけます。

そんななかで感じていたのは、時代の移り変わりとともに変化していくボートのスタイル。

環境配慮型が、ほんとうに増えたと思います。

18日土曜日は、横浜ベイサイドマリーナでオープンヨットレースが開催されていました。

足りない部品の調達先を探して、アウトレット内を歩き回っていたら、世界的ヨットマンの白石康次郎さんと、彼のヨットが特別展示されているところに遭遇。

ヨット業界には疎いので確かなことはわかりませんが、白石さんがヴァンデグローブというヨットレースで乗船された艇なのかも?

自然のチカラで航行するヨットならではの長距離レースを見事完走されたのは快挙という以外のことばは見つからないニュースでした。

白石さんのヨットを見て、改めて「自然の力で海を渡る」というロマンを感じました。
そして同時に、わたしたちの扱う船外機の世界でも、
いま大きな「環境のうねり」が起きています

世界で広がる環境配慮型船外機

環境配慮型の船舶と言えば、風を受けて自然の力で航行する帆船、セーリングクルーザーが一番優位だとは思いますが、近年の船外機も大きく進歩して、環境配慮型が当然になってきました。

400HPから600HP!などという大型船外機の登場とその性能の進化で、以前ならディーゼルエンジンを選ばれていた大型艇も、船外機の多基掛けが今や世界のトレンドとなりました。

ヤマハの450HP三基掛けの大型フィッシングボートが、お隣の真鶴ベイマリーナに保管されています。

ついに相模湾にも、真鶴にもこのクラスの船外機艇がやってきたか!

ネットや業界内の同業者さんのお話では聴いていましたが、実物をこの目で見たのは初めてでした。

現実として、高馬力船外機×多基掛けの時代に突入したんだな、という実感がふつふつとわいてきて、それとともに、「ボストンホエラーでこれを実現したい!」という欲望もムラムラと。

40ftの405コンクエストに、600hP三基掛け!

この大きさは岩港では上架できないけど、いつかはこんなボストンホエラーで相模湾を大暴れしてみたいものです。

今年度はスズキが大型船外機を市場投入するハズ。

日本のエンジンを搭載できるボストンホエラー30ftくらいが限度かもだけど、環境に配慮した燃費がいい国産船外機のパフォーマンスを最大限に引き出せる、安定感ある走りを誇る艇体とのマッチングを、うちがプロデュースするのがわたしの願いです。

海の未来を思い描きながら、
ボートライフデザイナー™としての挑戦は、これからも続きます。