先週の土曜日は、横浜ベイサイドマリーナで半そでで作業していて、汗かいていました。

今週はストーブ事務所のストーブを点火開始。

外は雨や北東の風が続いて、海も大騒ぎな日々です。

当然ですが、出航艇はなしなので、釣果情報もしばらくお預けですね。

動画は10月24日の強い北東の風の様子です。

ほぼ毎日海辺にいると、いろいろな海の音を聞くことができますが、いちばん印象に残っている海の音は風の音でも波の音でもなく、フネが走ってくる音なんです。

もうだいぶ前のことになるのですが、ボストンホエラーの取材を受けた時のことです。

海上で走行姿勢を撮影するために、わたしはカメラマンを乗せた国産艇で待機していました。

向こうから走って来たボストンホエラーが徐々に近づいてくると、音が響いてきたのです。

ザッザっザッ

フネが走ってきた音というより、何か重量物が、まるで頑丈な建物やなにかが、海を海潰して寄ってくるような音。

パンっとか、軽い音じゃない。

エンジン音が聞こえる前に、艇体が波を潰す音が聞こえてくるという体験は今でも忘れられません。

 

ボストンホエラーは波を切って走る船ではありません。

比較にならない浮力と、重く頑丈な艇体が波を潰して走る船です。

あのザザザと波を潰す音は、わたし調べではボストンホエラーしかないと思っています。

唯一無二の名艇、ロッキーマリンでも何艇か実艇をご覧いただけますが、すべてオーナー様が大切にしている艇なので、ご試乗ご希望の場合は東京湾にある(株)マツイ試乗艇をご案内いたします。