暑くて風が強いマナヅルです。

全世界的に起きたWindowsPCのブルーバック問題、皆様は大丈夫でしたか?

うちはまったく問題なく過ごせました。シロウト考えですが、クラウド使ってないのが回避できた原因かなぁ、なんて思ってます。

先日のことですが、スズキ船外機の電子クラッチモデルについて、ディスカッションする機会があったので、その時に話した電子クラッチのメリットについて、書いておきます。

リモコン操作が軽いだけじゃない

2基掛け

現行の、スズキ船外機のラインナップの中で、150馬力以上の電子クラッチモデル(DF150BGから上の馬力)についてですが、スイッチングローテーションという機能が備わっています。

写真のDF300AP ももちろんです。

ではそのスイッチングローテーションとは何か?というと。。。

エンジンを2基掛け以上にする場合、カウンターローテーションといって、プロペラの回転方向を時計回り&反時計回りにするケースがほとんど。

同じ回転方向のエンジン2基以上だと、フネの姿勢が左傾斜(もしくは右傾斜)が顕著になってしまいます。

その状態を回避するために、左右のエンジンのプロペラの回転を正回転&逆回転にするのですが、カウンターローテーション用のロアーケースは、常に在庫があるわけではありません。

万が一、左エンジンが故障してしまったり、ダメになってしまった場合、出荷まで数カ月かかる、なんていうこともあるわけです。

ですが、スイッチングローテーション昨日のついた電子クラッチモデルは、エンジンに取り付けるタブを切り替えるだけで、プロペラの回転方向を逆回転にできるんです。

希望馬力のエンジンがメーカー在庫であれば、壊れたエンジンを外して新しいエンジンにつけかえるだけ。

いままで使用していたハーネスはそのまま。

メカリモコンの場合だと、エンジン側のリモコンケーブルの取付などが必要になりますが、電子クラッチはカプラーを接続するだけです。

頻繁にあるケースではないと思いますが、そんなメリットもある、ということをお知らせしたくて記事にしました。

頭の片隅にでも覚えておいてもらえると嬉しいです。