夏の暑い時期、相模湾はほぼ南風が強くなって、沿岸はまあいいんだけど、沖はかなり風と波でけっこうな荒れ具合となります。
うねりもあったり、ちょっとの風で波が高くなったり。
そんな相模湾を今日、ボストンホエラーで初横断されたのがBlue Bottunさん(ボストンホエラー220ダントレス)

岩港で生まれた220ダントレスが、一度横浜ベイサイドマリーナに行き、その後石巻へ。
そして再び岩港に帰ってきて、このあと宮川フィッシャリーナに居を移すことになりました。
今日はその宮川フィッシャリーナの入廷検査のために、相模湾を横断していったのです。

長さは22フィート。
比べる国産艇で言えば、21ftのアグレッサーやYF21、23ftのF230,FAVAS、TF23Xといったところでしょうか。
どれも船外機艇、センターコンソールやセンターキャビン艇。
フネのレイアウトはさほどかわりがありません。

大きく違うのは、載せられるエンジンの大きさ。225HP、なかには250HPを搭載している同モデルもあります。
いや、そのくらい載せないと、このフネの本領を発揮できないのです。
重さ、密度、横幅。
艇体とエンジンのマッチングが、艇の性能を限りなく引き出して、荒れた海でもものともせずに乗っている人に安心感を与えるのです。
今日の横断、相模湾真ん中の荒れた海の中で、一度とまってみたそう。
以前乗っていた国産艇20Ft ではありえない静止安定性を実感してくれました。
宮川に着いたときに「すごい船ですね」とメッセージがはいりまして、岩港に帰還した後も感動を語ってくださいました。
フネの性能は長さだけでは語れないというリアルな体験談が、今日また、ボストンホエラーで生まれました。
ボストンホエラーについて興味がわいたら、こちらのコーナーをご覧ください。
まだ全艇分ができていないのですが、個別モデルのご紹介ページを少しずつご用意しております。
新艇の220アウトレージはこちらをご覧ください。