2020年ボートショーで発表予定だったヤンマーEX28C。
コロナの影響で、業者発表も押せ押せになっておりましたが、本日ようやく実艇をこの目で見て、この手で操船することが出来ました!
かなりボリューミィな全体像。
EX34、EX38の流れをくむバウのフォルムは、波切の良さをしっかり想像させてくれます。
バウデッキは広めでフラット。
ココに立ってのキャスティング、十分楽しめそうです。
オプションのスターンレール(大型)はこんなカンジ。
漁船のような出艫(でども)ですが、スタイリッシュなデザインになっています。
ここからも釣り可能です。
出艫部分はアフトデッキの延長釣り座として使えます。
大型のハッチはプロペラマンホールと、スラスターモーター、ラダーシャフトの収納部となっています。
リヤスライドドア。
出入りの高さは、アタマをぶつけない程度の高さが確保されているので、安心。
アフトオーニングの取付も問題ないです。
キャビン入口の床のハッチは、エンジンルームへのアクセスドアです。
大き目のドアと、エンジンルーム内部も余裕のある作りになっているので、作業のしやすさがかなり考慮されています。
リュウタは早速入っていました。
ラダーシャフト、スラスター、プロペラマンホールです。
広くてゆったり。
こちらはサイドウォークスルー。
キャビンサイドは深めのブルワークがとられているので、バウデッキへの移動は安心して行えます。
キャビンサイドにステップがあると、せまいウォークスルーだと波があるときなど、若干不安なカンジになるんですよね。
右舷側も同様に、深めのウォークスルーとなっています。
右舷側にはアフト操舵席が設置できます(工場オプション)
EX28Cは、EX30Bと同様電子クラッチ、電子制御コモンレールエンジン搭載艇です。
アフトデッキにも電子クラッチのリモコンが装備されますが、波捌きがよいので、スプレーの心配はほとんどないと思われます。
走行中のエンジン音、ターボがきーーーーーん、と効いてくると、ジェット機の離陸を思わせます。
バウデッキのレールにもたれて、ギリギリ前まで行ってみました。
安定感が優れているので、バウデッキに立っても恐怖はまったく感じません。
このバウスプリットはオプションですが、バウスプリット無しの標準仕様でも、バウレールは左右スプリット式で、一体型は用意されていません。
バウから乗り降りする係留方式のマリーナなら、乗り降りしやすいかもしれません。
キャビンを外から。
明日はキャビン内部、価格などのレポートをお届けします。