長らくお待ちいただきましたスズキマリンS17「Pearl」。

これから始まるPearlのボートライフ、初航行に同行いたしました。

完成した姿を見たオーナーTさん

「Tトップが付くと、俄然フネらしくなりますね!」。

理想追求型S17「Pearl」ご購入前に、いろいろ調べたそうで、こういう仕様にしたいなぁ、と希望を胸にうちを訪ねてくださったら、目の前に希望を実現したS17があって、即購入を決めてくださいました。

あの日の「買います!」の一声は忘れられません。

Pearlはトレーラーブルで機動力を発揮する予定ですが、今日の初出航は岩港で海の中をチャープ魚探で探査する予定。

S17はトレーラーブルも可能な艇なのですが、DF60をセットして、なおかつバッテリーをダブルにしたりi-Pilotをつけるとなると、けん引免許は必須です。

うちでご購入いただいて、ゆくゆくは岩港保管を希望されている艇なので、特別に今日は自車でのトレーラー作業を許可してもらいました。

通常はビジター艇のスロープご利用はできませんので、ご理解ください。

このあと乗り込んで、フネを降ろした後トレーラーを移動させます。

トレーラーはフォークリフトで移動できる仕様になっていないため、ヒッチメンバー付きのクルマで降ろしております。

それにしてもカッコいいよね。S17.

数日吹き続けている南西風の影響で、海がとても澄んでいます。

透明度の高いきれいなスロープ回り。

真鶴の海はほんとに、美しいと海の上に浮かぶたびに思います。

スロープ付近はめっちゃ穏やかだったのに、岩大橋をくぐって沖に出て行ったら、あらやだ。

やっぱり風強くて風波高いじゃない。

でもスプレーはやっぱり浴びない。

この船型が功を奏してるんだなぁ、と実感します。

初めてS17を試乗した業者発表会の時に感じた驚きを、今日も再び思い出しました。

風の音がかなり強く入っているので、音量にご注意ください。

冷感タオルが飛ばされそうになるほどの風でしたが、スプレーを浴びたのはわずか1回だけ。

コンソール前に座っていた同乗のゲストさんも浴びずに気持ちよさそうでした。

お二人が感動してくれたのは、艇の走行性能だけでなく、スズキ船外機の静粛性。

何度も「エンジンかかってるんですか?」と確認されました。

こうやって見てみると、決行白波経ってますよね。

この海で、3500~4300回転で安定して走ってくれました。

波の影響で左右にゆすられることはあったけど、直進安定性はぶれません。

波でバウが流されることがないんです。

これは操船していてかなり安心できるポイント。

やっぱり、入門艇のスタンスを大きく超えているのがS17 の大きな特徴だと思います。

気になってる方、新艇のご案内もありますので、ちょっと見てみて。いい船です。