ボストンホエラー17モントーク ボストンホエラーの中でも、おそらくいちばん名前を知られたモデルではないでしょうか? 17モントーク チークを多用したクラシックスタイル コンソールを前から ウエイクタワー 前後に移動する背もたれ ケーブル類 スズキDF70 コンソール内のメインスイッチ 1980年代後半まで、ボストンホエラーはドアや物入れなどポイントにチークを使用する艇が多くありました。 この艇も、チーク材を使用したクラシックタイプです。 デッキレイアウトは、1990年代に製造された艇とほとんどかわりません。 釣りだけではなく、マリンスポーツも楽しめるモントークの利点をいかして、ウエイクタワーが装備されていました。 遊びにも釣りにも使える、オールマイティな面も持っているモントークです。 90年代前半のモントークは、チーク部材はなくなり、FRPとプラスチックでの造作となりました。 その方が、お手入れははるかに楽なんですが、チーク部材のこだわりをお持ちの方には、少し寂しいモデルチェンジになったかもしれません。 あまり多くないのですが、Tトップを取り付けた艇もございます。 自作のものや、既製品の取り付けやすいタイプなどで、簡単な日よけ程度の効果は得られると思います。 また、係留保管も少ないので、船底塗料を塗った珍しい中古艇でした。 モントークは自動排水のスカッパーがないので、係留していると雨水がデッキに溜まります。 オートビルジポンプを作動させていると、バッテリーが上がってしまう心配もありますので、弊社では係留保管はお勧めしておりません。 これは艤装ではなく、ボストンホエラーのウレタン充填度と不沈構造を知っていただくための写真です。 台風の襲来により、係留していた左右の大型艇に挟まれ、艇体が悲鳴を上げてしまいましたが、沈まずにこの状態で浮いていましたので、上架することができたそうです。 左右の大型艇?どうなったのでしょうね。