ボストンホエラー220アウトレージ
ボストンホエラーの中でも、外洋航行向けに作られたアウトレージシリーズ。
艤装のテーマが違うと、同じモデルでもかなり趣向が変わります。
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「釣り」に特化した艤装を施した、日本輸入1号艇
マルチフィッシング
アオリイカのティップランエギングを、岩港に広めたオーナー。ほぼすべての釣りを楽しむため、一人でも釣りができ、家族を乗せても自分も楽しめるセンターコンソール艇をチョイスされました。
エンジンはDF300APXX、電子クラッチモデルです。
22フィートに300馬力は、国産艇では想像できない大きなエンジンですが、ボストンホエラー220アウトレージの場合はミニマムで225馬力以上、マックスで300馬が搭載馬力数です。
ミンコタが大活躍
いちばんの釣り艤装としては、ミンコタi-Pilot RT80SP/IPの搭載です。
従来のコンパス搭載モデルより、オート機能が格段に充実し、アンカリングモード、オートトラッキングモード、オートモードなど釣りの内容に合わせてコントロールすることが可能になりました。
特製を損なわないように
完全不沈構造の実現のために、ハル全体にウレタンがびっしりと充填されているため、振動子のスルハル取付は推奨いたしません。
トランサム取付の振動子を、ボトム中央のドレンプラグに干渉しないように取り付けしました。
風と潮への対策
波の状態を直接見ることが出来て、風も感じられ、運転席で釣りもしやすいのが、センターコンソール艇がフィッシングボートとして人気がある理由の一つです。
ボストンホエラーは、一般的なセンターコンソール艇より、しぶきや捌いた波が浴びにくいハル構造ですが、強風の時などは濡れることが避けられない場合もあります。
脱着式のサイドオーニングを製作し、しぶきを受けやすい天候の時はマジックテープで取り付けられるように工夫しています。
運河クルーズ、シーバスフィッシング
大型マリーナに係留保管で、休日だけでなくお仕事が終わった後などにもフネに立ち寄りたいとのご希望で、夜間もマリーナステイを楽しめる仕様に仕上げました。
都心の運河めぐりでは、橋りょうの下を通過するので、Ttopの高さが邪魔になります。
春のお花見シーズンなどは、フルオープンにして桜を楽しめるサントップ仕様にいたしました。
オープン艇で楽しむマリーナステイ
お仕事場からさほど遠くないマリーナの係留保管を満喫できるようにと、快適に楽しめる装備をオーナーがチョイス。
アウトドアリビング、もう一つの書斎のイメージで、iPod、100V陸電ソケットを設置しました。
陸電は充電用ではなく、電子レンジなどを使用するために家庭用コンセント対応としています。
運河クルーズ
相模湾では考えられない目的「運河クルーズ」は、都内の水路をめぐりお花見や景色を楽しんだりと、陸上では味わえないひと時を楽しめるマリンレジャーです。
キャビン艇やTtop艇では、上を見上げて満開の桜を楽しむには屋根が邪魔になってしまいます。
橋をくぐる時の高さ制限もあります。
必要な時だけ広げてセットできるサントップは、運河クルーズにはぴったりの艤装です。
シーバスフィッシング
もともとの設計はフィッシングボートです。
基本性能が優れているので、シーバスをはじめルアーフィッシングは得意な艇です。
アフトデッキ周囲のコーミングパッド(オプション)は、寄りかかって釣りをする時に快適に体をホールドしてくれます。
バウレールの高さも程よいので、バウデッキからのキャスティングも安定感があります。
アウトドアリビングとしてのボート
バウデッキにクッション(純正OP)を敷き詰めることで、お天気のいい日のテラス席のような快適なアウトドアリビングを実現しました。
マリーナに係留している間はもちろんのこと、運河クルーズ、沖に出てのアンカリング時など、快適な時間が過ごせます。
100V陸電接続時には、簡単な家電製品が使えるようにコンセントも取り付けました。
iPod接続のスピーカーで、好きな音楽を聴きながらゆったりした時間が過ごせます。
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