大きな工場や艇庫がある大きなマリーナさんとは違って、わたし達のような小規模なボートショップは、仕事になるかならないかの分かれ目が、雨か晴かということも珍しくありません。

日曜日の本日、ボートオーナーさん達も出航を控えるほどな、あまりよくない天気予報でしたが、幸いなことに完了させたい作業の合間は青空が味方してくれました。

年月が経ち硬化してしまったキャスターのゴムが、正しく回転しなくなってしまって、キャスターの車輪を交換することになりました。

船台をそのまま海に漬ける方式の岩港では、潮水の影響の錆や劣化を避けることができません。

キャスターも例外ではなく、錆付きや経年劣化によって作業工程も一筋縄ではいきません。

午前中勝負の天気予報だったので、段取りを組んで手分けしての作業になりました。

キャスターのタイヤとブラケットを接続している丸棒がすんなり抜けるはずもなく…。

叩く、切る、削るの電動工具を使い分けて、無事切除完了、ここまで2時間以上。

新しいタイヤに合う丸棒が見つかり、キャスターをブラケットに取り付けて完了してから、小雨が降り始めました。

お天気の神様ありがとうございます。

もう少しで固着した丸棒が除去されるところまできた状態。

このあと、何かのお菓子をほうふつとさせる先端工具で無事に除去できました。

岡ちゃんが「あの○○みたいな工具ですよねっ!」と持ってきたそれは…

急ぎの書類を出しに行ったついでに買ってきました。

全員、すっかりとんがりコーンの口になってしまったので。