予報通り、強い南西風が吹き続けた1日でした。
沖は一面に白波、外を見ると対岸の小田原や二宮に向けて潮煙が軍団で上がっているようで、今日の操船セミナーを早々に中止にした判断が間違っていなかったと思えました。
今日の風には、さすがにボストンホエラーでも勝てないかなぁ?
170モントークの動画、アメリカの女子会みたいな楽しそうなグループが170モントークで遊んでるのでご紹介しますね。
女子だけでボート遊びを楽しむって、日本ではなかなかハードルが高いかもしれないけど、女性の免許保持者も増えてるし、しっかり操船を学べば決して難しいことではないんですよね。
少しでも多くの女性が、自分たちの楽しみたいスタイルで、ボートライフを楽しんでくれる時代が、早く来てほしいです。
なぜボストンホエラーなの?
わたしたちが、ボストンホエラーを何年もイチオシで扱い続けているのは、自分たちが乗っていて怖い思いをしないからです。
だいぶ前のことですが、初島から190アウトレージで帰ってくるとき、南風がかなり強くなっていて、マリーナ出口が左から右に吹き付ける風で一面に白波。
わたし達の前には、国産の38ftくらいのフライブリッジ艇が走っていました。
横風にあおられて、よたよたとすすむ38ft艇、操船してたフライブリッジ席からよろよろ降りて来て、1階の操縦席からの運転に切り替え。
わたしたちはその横を「お先に―。」とすり抜けて一路真鶴に帰ってきました。

190アウトレージ
波はあるし風も強かったけど、安定しているし波をつぶしながら走ってくれるので、そこそこのスピードを出したほうが走りやすかったのです。
あの時は、ボストンホエラーの強さを、身をもって実感したいい経験になりました。
別の輸入艇の進水式でロングクルーズにご一緒した時も、「これがボストンホエラーだったら」と思ったことがありました。
波を切っていく走りの船は、波に対してソフトランディングしてくれるけど、その分波に突っ込んでいってしまうのです。
ふだん、1mやそこらの波ならボストンホエラーなら打ち込みもなく走ってくれるのに、デッキ両サイドから打ち込んでくる波と、ボートの前面にそそり立つように見える大したことないうねりに、船の性格の違いを感じた経験になりました。
好みもあるし良し悪しを語るつもりもないのですが、「ボストンホエラーだから大丈夫」とつい言ってしまう根拠を少しお知らせしようと思った次第です。
きっとこれからも、わたしたちの「ボストンホエラー押し」は変わらないと思います。
大きさの割に高いフネだけど、それだけの価値があることは確かです。
2020年モデルの170モントークの価格設定、発表までいましばらくお待ちくださいね。