今年は、日本のすぐ近くで熱帯低気圧が台風へと発達するケースが続いています。

例年なら、台風といえば「フィリピン東海上で発生 → 発達 → 偏西風や高気圧の縁に沿って北上 → 日本へ」というコースが定番。
ところが今年は、海水温が異常に高いため、日本のすぐ近くで台風化してしまうのです。

その結果、進路も例年とは違い、日本列島を横断するような変則的なコースが目立っています。

朝から強い雨が降ったかと思うと、ぱっと止んで。

そしてその繰り返しが何度かあって、午後になってからものすごい雷雨。

稲妻とカミナリが途切れることなく大暴れしました。

落雷にそなえてPCの電源を落としたりと、久々に緊迫感がある雷鳴。

速足の台風だったので、うねりはほとんどなく、台風の割に風はさほどでもありませんでした。

とにかく雨とカミナリがひどくて、真鶴湯河原には土砂災害警戒情報がだされ、避難指示のアラームが鳴り響き・・・

古いけれど頑丈な建物なので、避難はせずに社内にこもって台風が通り過ぎるのを待ちました。

雷がひどかったのは、午後1時半を過ぎてからの約1時間ほど。
稲妻と雷鳴が走り続け、激しい雨音も重なって、まさに嵐の最中でした。

やがて雷鳴が徐々に遠ざかり、雨脚も静まってくると――入れ替わるように青空が広がってくれました。
ただし同時に、蒸し暑さも見事に復活。

とんでもない量の雨水が一気に海へ流れ込み、魚たちが真水におぼれていないか心配になるほどです。

明日からは再び猛暑が戻る予報。
みなさま、どうぞ熱中症には十分お気をつけください。