中古艇が出ないモデルの謎

中古艇が出ないモデルの謎

長くボート屋をやっていて、特定のモデルの中古艇がなかなか出ないことが、けっこうあります。 商売としては、新艇も中古艇も広く取り扱えた方が、お客さまにも喜んでいただけることは承知しているのですが、それはお店側の都合ではないので、コントロールが難しいポイントです。 中古艇が売れないんじゃない。「売られない」=そもそも市場に出てこない。オーナーが手放さない理由とは? こうやって写真を掲載すると、 「この中古艇のお値段は?」tか、 「この艇はまだ在庫ありますか?」とお問い合わせがくることがよくあります。...
エンジン取付開始です

エンジン取付開始です

並行して数艇の新艇艤装を行っているのですが、部品の入荷待ちをしている間に、エンジンの取付作業に入りました。 またまたS17です。 S17、欲しいなー、良い船だよなー、と思ってるアナタ! うちでセッティング工事をしている貴重動画が、YouTubeに上がってるからそれも見てね。 S17名称未定の工事開始 ソレックスのトレーラーに載せたまま、作業場にIN。 船に隠れて見えてませんが、エンジン梱包部品がみんな解かれて、取付作業の準備が完了してる状態 要所要所で見に行って、現場の邪魔をしながら写真撮ってきました。...
海のボート釣り オーナー様釣果

海のボート釣り オーナー様釣果

連休中盤は平日。 でも、来てくれるオーナー様たち。 ありがとう、皆様のおかげで、うちはブログを日々更新することができています。 では本日はどなた? MOANAさん(スズキマリンS17) ソコイトヨリ クロムツ ユメカサゴ カサゴ アジ いまいちあんまり、釣れなかったと言っていたけど、でもムツ釣れたしソコイトヨリ釣れたし。ただ、深いところは思い通りにはいかなかったみたいです。 次の新兵器獲得まで、気長に準備してくださいね。...
ボートと錆のお話 続き

ボートと錆のお話 続き

昨日に引き続き、ボートとその周辺の金ぞの大敵「錆」のお話です。 ⇒昨日のブログはこちら ボートやヨットに使われる金属は、主にステンレスまたはアルミであることは、昨日のブログに書きました。 ではエンジンの内部、心臓部であるエンジンブロックは? 鋳物です。 そして、それらを組み上げるために使われているネジ類はステンレスです。 錆がエンジンに悪影響を及ぼさないよう、アンチコーローションという防錆加工を施してあります。 その他、錆が付いてしまってお手入れしないといけないところは・・・ 船底塗装をしていない艇の船底の黄ばみ汚れ...
海と錆のはなし ボートを守るコツ

海と錆のはなし ボートを守るコツ

海と共に過ごすボートライフ。でも、海には「目に見えない敵」が潜んでいます。それは・・・ サビ(腐食)です。 海水に含まれる塩分が、空気中の酸素と結びつくことで、金属は急速にサビてしまいます。 今日みたいに風が強い日は、空気中に舞っている「錆の元」が付着してそこから錆が進むこともあります。(もらい錆)。 そのため、海で使う部品には、サビに強い素材が選ばれています。 たとえば—— ステンレススチール...