異業種の方や、違う地域の方との交流で、思わぬ情報を得ることができたり、共通点を知ることができたりしますよね。

今年の女性経営者全国フォーラムでも、そんな出会いがありました。

同じテーブルの隣通しでお話をした方々と、地域の名産や特産のお話になりました。

岡山の海の異変

13年前。

岡山のお客様に中古艇をお納めした時の写真です。

相模湾と全く違う平らな海。

平らだけど、正直少し、濁ってるな、と思ったのを覚えていて、テーブルでの会話でもそうお伝えしました。

 

名産が消えた!

ところがです!その「濁ってるかも」な岡山の海が、変わってしまったそうなんです。

岡山入りした日の夜にいただいた、名産のままかり鮨。

なんと、このママカリが全く取れなくなってしまったというのです。

名産のママカリ、なぜ消えてしまったのか?

彼女がいうには「海がきれいになってしまったから」

水質もそうなのかもしれませんが、もっと別の「きれいになった」があるのでは?

「海藻、無くなっていませんか?」

と尋ねたところ

「そうなんです!海藻がなくなっちゃって、小魚がいなくなってしまって。かわりに鱧がふえちゃって、ママカリを食べちゃうんです!」

鱧は外来種じゃないから、駆除もできない。ママカリに代わる名産として鱧をアピールしようか、という話もあるようですが、ママカリが生息できる海環境を取り戻すことの方が、大切な気がします。

相模湾もカジメが減少してしまって、生態系が狂い始めています。

温暖化や台風コースの変化、いろいろな原因があるかもしれませんが、海の中の変化は相模湾も瀬戸内海も共通の状況なのかもしれませんね。