贅沢ではない。けれど妥協でもない。
S17 「Pearl」に航海機器取付の工事を始めています。
国産17ftに取り付ける航海機器。
パッと思い浮かぶのはもしかしたら「手ごろな大きさと値段のGPS魚探」をチョイス、かもしれない。
でも、S17って、実際は高性能の航海機器を搭載できる高い装備力を誇っているんです。

注目すべきは、そのコンソールパネルの大きさ。
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10インチクラス2画面を並べて配置することも可能
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12インチクラスの大画面をドーンと埋め込むこともできる
つまり、S17にマルチスキャン+GPS魚探という組み合わせを選んでも、
まったく不自然ではなく、むしろ艇の性能を存分に引き出す選択なのです。
振動子の選択が未来をきめる

まず、これからどんな釣りをしていきたいのかを考えることが出発点です。
釣りが初めてではない方なら、狙う魚の生息域——つまり「どの水深に、どんな魚がいるか」を想定して道具を選ぶのが一般的です。
例えば今はカートップやSUPフィッシングを楽しんでいても、将来はアマダイを釣りたい。
もっと高い目標なら、深場のキンメダイにも挑戦してみたい。
そうなると、その生息域をしっかり探れる魚探振動子が必要になります。
でも、深いところばかりが釣りの魅力ではありません。
春や秋には、浅場でアオリイカを狙うこともあるでしょう。
そこで重要になってくるのが、周波数という要素です。
選んだのはCHIRP振動子

一般的な振動子の周波数は、50/200kHzの2周波が主流です。
さらに出力にも600W、1kW、2kW、3kW…といったバリエーションがあり、
周波数と出力の組み合わせで魚探性能の8割が決まるといっても過言ではありません。
しかし、CHIRP振動子はここが違います。
固定された周波数ではなく、低周波・高周波それぞれを深度や魚種に合わせて最適な周波数へ可変できる機能を備えています。
深場のキンメダイにも挑戦したいけれど、
浅場のアオリイカ釣りも好き——
時には湖でバスフィッシングも楽しみたい。
そんなワガママ釣りスタイルにも柔軟に応えてくれるのが、CHIRP振動子なのです。
S17の特性とぴったり合致

S17はインナーハルで振動子を取り付けることを考慮したスペースと、配線の工夫がされている構造です。
船底の厚みは充分ありますが、厚すぎて振動子の出力が大きく軽減されるわけでもありません。
設置エリアの空間に余裕があるので、2kwの振動子用のインナーハルキットも余裕で置けます。
Pearlをはじめとしたうちで施工するS17は、この振動子の上にオプショナルの燃料タンクを追加してもなおスペースに余裕がある構造なので、航海機器の設置に頭を悩ますことも少なくなっています。
オーナー様の夢を実現するために必要な装備を詰め込める頼りになる艇体が、S17なんです。
何年か前のS17用コピーで「夢とワクワクを載せていこう」というのをつくったのですが、まさに夢を実現させてワクワクするボートだとお勧めできます。
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