昨日のブログで少し触れた「中学生の職業体験」。

初めての「お仕事」体験の場所にうちを選んでくれたのが、まず感謝です。

はたして、中学生が興味を持ってくれそうなお仕事は、どんなことがあるかしら?

安全にできて、初めての体験の人でも一緒にできることは?

「ボートには(船には)、名前を付けるの。
クルマには名前つけないけど、船には名前をつけるの。その名前を船体に貼るのよ」

ということを教えて、ステッカー貼りを体験してもらいました。

力加減がわからないから、仕上げはわたし。

ブルーのベースの上に白いステッカーを貼って、ツートーンで作ったステッカー。

上紙をそっと剥がしていく作業をお手伝いしてくれました。

お手伝いなんだけど、自分でやってると実感してもらえるように。

お次は船外機のプロペラ外し。

プロペラが動かなくなった2HPの修理箇所点検を体験してもらいました。

工具の使い方を教えてもらいながら、プロペラ外しがうまくいきまして、ギヤケースの蓋もラチェットを使いながら取外し。

今日はやることがたくさんあります。

ウインチにワイヤーを巻き付ける作業、鉄骨に錆止めを塗る作業、オーナーさんの釣果を見に行くこと。

中学校の校舎にいるだけだと体験できないことだったんじゃないかと思います。

会長に手ほどきしてもらいながら、ワイヤーを撒いてくれました。

ていねいに巻き取りながら、こちらも無事に完成。

熟練が必要な作業はお任せせずに、われわれで行っているので、ご安心を。

そしてボート遊びの基礎の基礎、ロープワーク。

もやい結びとクリート結びを体験してもらいました。

もくもくと、ロープを操る中学生くん。

きれいなもやいができました。

体験が終わるころ、降り続いていた雨があがって、虹がでました。

虹って、なんだか祝福されているような、応援されているような気がしますね。

わたしたちの仕事を体験することで、真鶴の海の豊かさや、工業系の仕事のほんのちょっとの片隅で、出来上がったときの喜びを感じてもらえたらよかったと思っています。