「17ftのフィッシングタイプを、発売予定です。

センターコンソール艇なのはわかってるんですが、詳細はまだわかりません。

たしかこんな感じのシルエットだったような・・・。」

と、2019年当時のスズキマリン営業担当くんが画伯ぶりを発揮してイラストにしてくれたのですが、正直、まったく何が何だかわからないイラストでした。

ヴェールに包まれたニューモデル、実物との初対面は、ボートショーの会場でした。

それまで、詳細については発表できないということで、だいたいのことは聞かせてもらっていましたが、文字通り、こんなかんじで靄に包まれたというか、理解はピンボケというか。

ボートショー会場で披露されたS17 、まあカッコいいけど、国産艇のオープン17ft、これ乗ってみないとわからないなぁ、というのが正直なところでした。

モデル名のステッカーが、今のと少し違うん、いやだいぶちがうけど、それ以外の違いはありません。

装備されているオプションはメーカー純正のものなので、うちが選んでいるオプションと違うのが印象の違いだと思います。

いずれにしても、これは乗ってみるしかない。海の上でどんな性能なのかを、試してみるしかない。

ということで、ボートショー翌週の試乗会にでかけました。

当日は北東の風予報だったので、浴びるに違いないと思い、合羽の上下をしっかり着込んで乗り込んだのですが・・・

浴びない・・・

スプレー、上がらない・・・

なんなんだ?完全防備のこの大げさないでたちは、まったく無意味じゃないか???

これはいいよ、この船は、きっと海で活躍する!

とはいえ、相模湾でどこまで行けるか?

それも乗ってみたい。

なんと、ゴールデンウィーク後の試乗会のために、早めに岩港にもってきてくれまして、「連休中に乗って宣伝して」ってことで、相模湾のうねりも体験することができました。

その経験が、今のS17の販売に繋がっているのですが、プロもうなった国産17ftの性能は、ボートライフ初めての方も、経験者さんも楽しませてくれることを実感しています。

今、まっさらの新艇を岩港で展示しているので、ぜひ見に来てくださいね!