夏が間近になってきて、ボートや船外機のご購入に関するご相談や、ボート免許のご質問を日々頂いております。
初めてのボートライフに一歩足を踏み出そうとする方にとったら、いろいろなギモンシツモン、たくさんありますよね。
今日はそんなご質問の中からいくつかをご紹介します
ボート免許の費用について
いちばん多いご質問です。お金のこと、大事ですよね。
2級は¥127,000 1級は¥151,000です。
これは講習料(学科・実技)免許申請費用など一式すべて入ってのお値段です。

実技講習中
ロッキーマリンの免許教室は、マリンライセンスロイヤルによる国家試験免除の教室なので、万が一、終了考査の合格点に達しない場合でも、次の講習をうけるのに追加費用はかかりません。(期限はあります)
期限内なら何度でもチャレンジしていただけます!
って、そんなに何回もチャレンジしたくないですよね?
ご安心ください。合格率100%に限りなく近いです。
2馬力×3m未満の免許不要艇でも大丈夫ですよね?
釣りが好きだから、自分のチカラで海に出て、ポイントを探して釣ってみたい。
2馬力のエンジンなら、免許がいらないから、3m未満2馬力のフネを買おうか、もうちょっと大きいエンジンが積める方がいいか、迷ってます。
何処で乗るのか、どんな釣りをしたいのか、だれを乗せるか。
条件の中から費用を除いて、ご質問にお答えする時はほぼ、わたしは同じ答えになります。
「海で乗るのなら、免許をとってから、少しでも大きいエンジンを載せられるようにしてください。費用的に無理なら3m未満2馬力だとしても、せめて免許はとってください。」
免許をとらず、海に漕ぎ出すのは、例えてみれば自転車や三輪車で、自動車専用道路にのってしまうようなものだと考えています。
子どものころから、学生時代からディンギーやヨットのトレーニングを受けていて、海のことを体験し、知識がある方なら別ですが、免許をとることで自力で海に出るための知識と体験、経験を身に着けることができます。
気象海象、他船のこと、沿岸の漁業施設のこと、潮のこと、機関のこと、港の中の法律、操船のコツ、離着岸、航路の通り方、灯台、浮標、ブイ。
正直、2日間の学科と実技講習では、知り切れないほどたくさんの必要なことがあります。
それらを学ぶことで、安全と安心をみにつけてから楽しめるのがボート遊びだと考えています。
まず免許!そして、それから、ご予算と相談して馬力決めましょ。

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1級?2級?どっちをとるべきか
うちの場合ですが、相模湾を拠点にされるのなら迷わず1級、東京湾や駿河湾北部で始めたいのなら2級でいいのではと思います。

相模湾
懐かしい、かなり古い写真ですがグーグルアースの相模湾全体。
ご覧の通り、真鶴から真東に向かうと三浦に到着しますが、まっすぐ進むには1級免許が必須です。
同じく、初島を超えて南に向かう場合も1級免許必須。
せっかくの相模湾ライフを楽しみたいのなら、1級免許を取得して、大海原を思う存分満喫していただきたいと思います。
だって、5海里で行けるエリアって、相模湾の中ではホントに狭いエリアなんです。
横断や縦断しなくても、5海里を超えてしまうともう1級が必要ですから、鳥を追っかけて走ってたらエリア外、なんてことは無いようにしたいですよね。
1級取りましょう。
長くなってしまうので、今日はこのへんにしますが、またお客様からのご質問を載せていきますね。
ご参考になさってみてください。