真鶴・岩港ってこんなところです

相模湾の西側、真鶴半島の北の付け根

真鶴半島の北側の付け根、岩大橋がかかる入江の浜に、岩港はあります。
マップの通り、港の南側は真鶴半島が海に向かって伸びているので、南風を遮ってくれます。

岩港の水辺

海から見た岩海岸の景色。
小さな集落が海に寄り添うようにたたずんでいます。
大きな道路がないので、とても静かで穏やかな港です。

岩港エリアの中は、漁業用の港である岩漁港と、ボートが保管してある陸上保管エリア、北側の岩海岸エリアにわかれています。
岩海岸は多くの方々の憩いの砂浜となっております。
夏には小さな海水浴場となり、波が穏やかな海岸は多くの家族連れでにぎわいます。
夏季のみ有料駐車スペースがオープンいたしますが、それ以外の季節は一般車の駐車はできません。

昭和の香りが残る漁港だけど・・・

岩港の保管エリア

岩港の景色は、自然が作った入り江が中心となる、人工物が少ない港の風景です。

一般的なマリーナにある「人口の防波堤」がボート保管エリアにはありません。
「台風の時、怖くない?大丈夫なの?」
と、思われる方もいらっしゃるでしょう。

地図を見てください。
真鶴半島が大きな防波堤となり、風を遮ってくれます。
そして、自然の地形を生かした入り江にある港は、小さいけれど守られた港なのです。

防波堤に囲われていないけれど、岩大橋をくぐって船出すると、一気に開ける相模湾の景色の雄大さを感じられます。
陸に帰って来てからも、見えるのは水平線です。
対岸に見える平塚や茅ヶ崎の市街、大磯の丘陵ライン、冬の晴れた日にはランドマークタワーや、はるか房総半島の姿も見ることができます。

防波堤がない景色

自然がすぐそこにある港。
手を伸ばすと、すぐに澄んだ海水にひたすことができる環境。

豪華な建物もないけれど、帰ってくるとホッとする場所。
自然が好きな方なら、きっと心がほっこりしてくれる母港になってくれるでしょう。

マリンレジャーが盛んな港

真鶴は釣りレジャーが盛んな町です。少し沖に走るだけで、起伏に富んだ海底形状と、沖を流れる栄養分豊かな黒潮の影響、そして何より、「お林」と町民が呼ぶ真鶴半島の原生林から流れ出す地中の養分が、豊かな漁場を形作っています。
岩港に集うボートオーナーの皆様も、ほとんどの方が釣りが大好き。
年間をとおして温暖な気候と、暖かい海水温に恵まれている真鶴半島周辺は、1年中フィッシングライフを満喫することができます。

真鶴フリーダイビングフェスティバル

釣りだけでなく、スキューバダイビングやフリーダイビングも盛んなエリアです。
温暖で穏やかな海だから、安心して楽しめるダイビング。
フリーダイビングでは、世界的な有名フリーダイバー「岡本美鈴選手」の海洋トレーニングとスクールの拠点としても知られており、2016年からは【真鶴フリーダイビングフェスティバル】という公認大会も開催されています。

スキューバダイバーの皆様にも人気のエリアで、首都圏から近く日帰りが可能、設備も整ったダイビングサービスとして、多くの方々が訪れてくださいます。

海の幸に舌鼓をうとう

岩忠の舟盛

岩港には、普通のマリーナのようなクラブハウスやレストランは、残念ながらありません。
ですが、港のエリアや近辺には、美味しい磯料理屋さんや、家庭的で落ち着ける民宿が点在しており、地元の美味しい海の幸を楽しんで頂けます。

写真の舟盛は、ロッキーマリンの上にある「岩忠」さんの美味しい海の幸です。
店内のいけすから活きのよいお魚を掬ってお刺身にしてくれます。岩忠さんは宿泊も可能で、岩港のボートオーナーさんも利用されています。

岩港内の「民宿からつ屋」さんは、お部屋も美しく気さくで優しいおかみさんが、美味しいお料理とぬくもりのあるおもてなしで迎えてくれます。
少し離れたところには、遊漁船「山真丸」さんの実家である民宿山本さんもございます。

素泊まりや目的によっては、その他のお宿もあります。
クラブハウスや豪華なオーナーズルームはありませんが、人工物はかなわない雄大な自然と、気軽に利用できるお店があるのは便利ですよね。

 

【お願い】
岩漁港エリアは、港内・テトラポット・防波堤、船上場などでの磯釣りは禁止となっております。
また、岩港の各施設のご利用者以外の一般の方の出入りはできません。
港内の車道は狭く、漁業者、ボート、ダイビングサービス等の車両・重機の往来の妨げとなりますので、路上駐車は固くお断り申し上げます。
港内奥まで誤って立ち入られますと、Uターンのスペース等も狭く、運転に自信のない方は苦労されている状況も見受けられますので、ご注意ください。