まったく海に関係のない、釣りの経験もない友人がうちの店に来て、口を突いて出た言葉。

「えー!300m?500m?
そんな深いところ、どうやって見るの?」

わたしたち、ボート屋にとっては

「魚探で見るんだよ。キンメみたいに、深いところにいる魚を釣るときはね」

(もちろん、あさいところも魚探大活用ですよ!)

それは当たり前の答えでした。

でもその時、当たり前だと思っていた「魚探の使い方」が、海を知らない人にとっては、驚きの事実として映ってくれたようです。

魚探選びで重要なこと

魚探が魚影や海底を探査するときに使うのは、音波です。

カチカチカチ、とボートに取り付けられたセンサーが音を発信して、海底や魚などの「物体」に当たったら、跳ね返ってくる速度を計算して、その「ターゲット」がセンサーに戻る時間を割り出すことで、距離(深さ)を計ります。

探査した物体が固く密度の濃いものであれば、画面には限りなく赤く映り、密度がうすかったり音波がすり抜けてしまうものは、赤ではなく、黄色や緑などの色で表されます。

上の写真では、画面の下半分、茶色に近い濃いめの赤に移っている場所は、音波がたくさん跳ね返ってきている海底。

跳ね返ってきた速度で「ここの海底は13.7mの深さだ」と判断されているわけです。

画面の上右側に雲のように映っているのは、魚群。

中央が赤っぽくて周りが緑色。

魚の群れが、中央に濃く集まっている様子を読み取れます。

このように浅い海域なら、出力が弱い魚探でも十分映し出すことができるし、機械のお値段も抑えられますが、冒頭のキンメを狙いたい場合は?

なんと言っても、パワーです。

パワー命です。

パワーの単位はワットで表します。

このどでかい箱が、深いところを探るのに適した高出力のセンサー。

3kwです。

浅いところを移しているセンサーのパワーは600w。

チカラの違いが探査できる距離(深さ)に大きな影響を与えるんですね。

もう一つ、大切なのは「情報を読み取る力」なのですが、これはまた改めて。

今日のブログは「そこ(底)をどうやってみるの?」というテーマでお届けしました。