前回のブログ「そこ、どうやって見るの?」に大きな反響をいただきました。
たくさんのアクセスをいただいて、驚いていると同時に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうやって読み解くか?の続編、お待ちくださっている方に届きますように。
まずパワー、そして次は?
深いところを探査するのに必要なのは、パワー、と前回お話ししました。
実はパワーだけではなくて、周波数も大切なんです。
低周波、高周波。この周波数の組み合わせで画面に映っているのが果たして、魚なのか?ゴミなのか?干渉なのか泡なのか?
これらを解析していきます。
前編のブログでもご紹介したこの画像。
左半分はGPSの画面なので、今回はパス。
右半分の魚探画面、真ん中で2つに分かれています。
それぞれの左側に棒グラフがあって、50/200と数字が振られています
これが周波数です。
50kHzと200kHz 音波だからヘルツであらわします。
200kHzの音波が届くのは、100mくらいの深さまで。浅いところが得意な周波数です。
それ以上深いところは50kHzで読み解きます。
両方の周波数に移れば、それは実態がある反応。
片方だけにしか映らなければノイズや泡などの実態がない反応。
可変型周波数帯 チャープ振動子という新兵器
もともとが米軍の探査技術から商用利用されるようになった技術ということです。
一つの振動子の中で、周波数を画面上で変更できる機能がある振動子をチャープといいます、。
なぜ周波数を変えるのか?
これ、探査対象との相性が周波数によって違うからなんです。
よく知られているのは、イカ。
半透明のあの身体を、音波がすり抜けていきます。
ほんとうに、魚探に映りにくいのでイカ釣り師は苦労すると思いますが、80kHz前後が映りやすいと言われています。
イカに特化する振動子もありましたが、イカしか探査できないのでは不便があります。
チャープ技術はイカのためではないけど、周波数を変更できるという特性は、釣りにメリットがあるのです。
画面に映った瞬間がイノチ!
12.5ノットで走行中の魚探画面、雑音がいっぱい出ていて探査できる状態ではないのですが、海底ラインはとれています。
魚探って、右から左に情報が流れていくので、一番右が最新の情報です。
左に行くほど過去の情報。
海底地形の変化も、フネのスピードでなだらかになったり急峻になったり。
たとえば急な傾斜の上にボートをとめていて探査していても、ボートが動いていなければ、海底地形はなだらかで平らに移ります。
ボートフィッシングを楽しむ船長の皆様は、こういった魚探の読み解き方の特性を理解して、自分ならではのポイント探しや魚影の探査を研究しながら、釣りを楽しんでおられるんです。
ボート釣り、なかなか忙しいけれど、自分が探したポイントで成果が出せるという、満足感を追い求めておられるのだと思います。
続編もご覧いただきありがとうございました。